赤ちゃん用の洗濯洗剤の選び方とおすすめ10選!

ベビー服や肌着、ガーゼやタオルなど赤ちゃん用の衣類色々あります。それらを洗濯する時に使う洗剤をどのように選んでいますか?可愛い産まれたての赤ちゃんのお肌はとってもデリケートです。赤ちゃんのお肌を守るために、肌に優しくて安心安全な洗剤を選びたいですよね。

けれども、初めて育児をスタートした新米ママさんは、「赤ちゃん用の洗濯洗剤ってどう選んだらいいの?」、「どうして大人の衣類と分けなければいけないの?」など、洗剤選びや洗濯の仕方に迷われている方もいるようです。そこで、赤ちゃん用の洗濯洗剤の選び方やおすすめの洗剤などについてご紹介したいと思います。

この記事でわかること
・赤ちゃん用の洗濯洗剤の必要性について
・洗濯洗剤の選び方とおすすめの洗剤10選
・衣類の汚れをしっかり落とす方法

読むのに必要な時間は約 11 分です。

1. 赤ちゃんと大人の衣類を分ける理由

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そもそも赤ちゃんの衣類と大人の衣類を分けるのはどうしてなのでしょうか?その理由は大人の新品の衣類には、ホルムアルデヒドなどの化学物質が付着している可能性があります。ホルムアルデヒドとは、衣類の縮みやしわを防ぐために使用されている薬品です。

なのでお肌が敏感な赤ちゃんが触れると湿疹や炎症の原因になることがあります。この物質は水に溶けやすく、他の衣類にうつりやすい性質があるので、赤ちゃんの衣類と大人の衣類は分けて洗うと安心です。

とくに新生児や底月齢の赤ちゃんは、母乳やミルクだけを飲んで、ほとんど室内で過ごす事が多く、大人の衣類とは汚れの種類が違ったりします。大人の衣類は一般的な洗濯洗剤でしっかり洗う事が必要ですが、大人用の洗剤や柔軟剤が赤ちゃんの敏感なお肌には刺激になることもあります。

また、母乳やミルクの吐き戻し、こまめなおしっこやうんちなどで、新生児や月齢の低い赤ちゃんの洗濯物は多くなったりしますので、ママは1日に何回もお洗濯をしないといけなかったりすることもあると思います。なので赤ちゃん用の洗濯洗剤で、やさしくしっかり洗ってあげたいですね。

2. 「水通し」ってなに?

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水通しとは、新品の衣類を初めて着せる前に、生地を柔らかくして、吸水性をよくするために、一度水洗いをすることです。新品の衣類には、パリッと綺麗に見せるためにのりがついていることがあります。それが赤ちゃんのお肌には刺激になることがあるので、水洗いすることでのりが取れて生地が柔らかくなり、肌触りもよくなります。また、吸水性もよくなるので汗やムレも吸収しやすくなり、赤ちゃんのお肌の負担も少なくなるので、気持ちよく快適に過ごせます。

生後24ヶ月以内の赤ちゃんや幼児の衣類には、ホルムアルデヒドの使用は厳しく規制されていますが、出荷の途中だったりお店で販売されている時に、他の衣類や家具などに触れてしまうことで移染してしまうこともあります。

水通しは絶対にしなければいけない決まりではありませんが、赤ちゃんのお肌を守るためにも念のため、新品の衣類を着せる時は一度水通しをしておくと安心です。新品の衣類の場合は、汚れているわけではないので、洗剤は使わずに水洗いをするだけで十分ですが、もし気になる場合は赤ちゃん用の洗濯洗剤を使って洗っても大丈夫です。洗剤成分が残らないようにしっかりすすぎをして、お日様にあてて十分に乾燥させましょう。

乾いてしまうときは、大人の衣類とは分けて保管します。大人用の衣類と一緒に収納する場合と新しい収納家具にしまう場合は、赤ちゃんの衣類をビニール袋に入れて保管することをおすすめします。

3. 赤ちゃん用洗剤を選ぶポイント

赤ちゃん用の洗濯洗剤の基礎知識を踏まえ、洗剤選びのポイントをご紹介します。

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・洗濯洗剤の種類

洗剤には大きく分けてせっけんと合成洗剤の2種類があります。せっけんはパーム油や牛脂などの動植物の油が原料となっています。一方の合成洗剤は石油がおもな原料です。さらに、合成洗剤とせっけんを合わせた複合洗剤というものもあります。

形状は、せっけん・合成洗剤ともに、粉・液体・固形の3種類のタイプの形状があります。お肌や環境に優しいのはもちろんせっけんです。また、実は粉せっけんは合成洗剤よりも汚れ落ちが良いというメリットがありますが、逆に冷水に溶けにくく泡立たないとその効果が発揮されないというデメリットがあります。なので使い方を誤ると、汚れがしっかり落ちず、せっけんかすが残ってしまったり、黄ばみ・匂いなどが残ってしまうことがあるので注意が必要です。

その点、合成洗剤はどんな使い方でも一定の洗浄力が期待でき、コストも安く抑えられるというメリットがあります。

このように、洗剤にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、個々の洗剤の特徴についてもしっかり理解しておくと洗剤選びの参考になります。

・無添加洗剤は添加物がゼロとは限らない

無添加洗剤はおもにせっけんを主成分とするものが多くありますが、それだけではありません。実は「無添加」の定義はとてもあいまいで、商品によっては、1種類の添加物が入っていないだけで無添加とうたっている商品もあるようです。また、添加物の含有量が1%未満の場合は、成分欄に記載する義務がないため、成分欄を見ただけでは判断がしづらい商品もあります。

・洗剤に含まれる添加物

合成洗剤の原料は、石油など化学合成して作られた界面活性剤(水と油を混ぜる働きをするもの)
です。他に、蛍光増白剤(衣類を白く見せる役割)や、エデト酸(製品の劣化や沈殿などを防ぐ)、漂白剤、香料、着色料などさまざまな種類の添加物が含まれます。

赤ちゃん用の洗濯洗剤のほとんどは蛍光増白剤や漂白剤などが無添加と表記されている商品が多いようですが、それらの中でも界面活性剤は合成洗剤が含まれている商品もあるようです。
合成洗剤にもメリットはあります。なので一概にどの商品が1番良い・悪いとは言えません。
なのでより安全な洗濯洗剤を選びたい方は、せっけんを主成分とした洗濯洗剤を選ぶことをおすすめします。

《赤ちゃん用の洗濯洗剤の選び方》
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せっけんと合成洗剤のそれぞれのメリットとデメリットについてお話ししましたが、実際に購入するとなるとどうやって見分け選べば良いのか迷いますよね?ただでさえ忙しいママさんが、買い物のときにあまりじっくり成分表を見比べる余裕はなかなかないと思います。

しかしそんな忙しいママさんでも簡単に見分けられるコツがあります。成分表の上の欄に「品名」という項目があります。そこにせっけんの場合は「洗濯せっけん」、合成洗剤の場合は「洗濯用合成洗剤」と表示されています。

品名を見るだけで簡単に見分けがつく方法なので、購入する際は是非チェックしてみて下さい。赤ちゃん用の洗濯洗剤のほとんどは合成香料を使用していませんが、香り付きを好まれる方はハーブなどの天然成分で香りを楽しめるものもあります。

また、柔軟剤は衣類に成分が残ってしまうのでデリケートな赤ちゃんのお肌には不向きです。しかし、衣類のゴワついてしまったり、ささくれてしまった洗濯物を赤ちゃんに着せてしまうのはかえってお肌を痛めてしまう可能性があります。なので合成洗剤で洗うよりも、実はせっけん成分の洗剤を使用した方が衣類にも優しく、繊維を傷めることもなく洗いあがります。仕上がりもふんわり仕上がるのでおすすめです。是非参考にしてみて下さい。

4. おすすめの赤ちゃん用洗剤10選

上記のポイントを踏まえておすすめの赤ちゃん用洗濯洗剤をご紹介しますので是非参考にしてみてください。

■《サラヤ》arau.アラウベビー洗濯用せっけん800㎖

【商品詳細】
・品名:洗濯用せっけん
・主成分:純石鹸分(30%脂肪酸カリウム)
・形状:液体
・香り:ラベンダー・スペアミント(天然ハーブオイル)

赤ちゃん用の衣類だけでなく敏感肌の方でも使うことができる無添加石鹸+天然ハーブのベビー用洗濯洗剤です。ラベンダーとスペアミントの天然ハーブが含まれていて香りをかぐだけでもリラックスできます。また、合成界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、合成香料、着色料、保存料は全て無添加です。柔軟剤がなくてもふっくら柔らかに洗いあがります。
赤ちゃんの衣類を手洗いする時でも、手肌をいたわるアロエエキスが配合されているので、手洗いも安心です。

arau.(アラウ)の公式サイトはこちら→ https://www.arau.jp/baby/

サラヤ アラウ ベビー洗濯用せっけん 800mL

■《ミヨシ石鹸》無添加ベビーの肌着洗いせっけん

出典:https://www.miyoshisoap.com/

【商品詳細】
・品名:洗濯用せっけん
・主成分:純石鹸分(30%脂肪酸カリウム)
・形状:液体
・香り:無香料

人工的な香りはありませんが、ほのかにせっけんの香りがします。水とせっけんのみで作られているので、赤ちゃん用の衣類だけでなく、アトピーや敏感肌の方にも安心して使うことができます。
ボトルも優れていて、片手で液量を計量することができるようになっているので、赤ちゃんを抱っこした状態や片手がふさがっている状態でも大助かりします。

ミヨシ石鹸の公式サイトはこちら→ https://www.miyoshisoap.com/

■《宮本製作所》ベビーマグちゃん

出典:https://item.rakuten.co.jp/

【商品詳細】
・品名:洗濯補助用品
・成分:マグネシウム(99.95%)

洗剤ではありませんが、ベビーマグちゃんを洗濯物と一緒に入れて洗うだけで、洗浄・消臭効果を発揮し、洗剤・柔軟剤なしでもお洗濯ができてしまいます。お風呂の残り湯で洗っても、部屋干しのイヤな臭いも無く、水も汚さないのでとても環境に優しいです。全自動式、ドラム式、2槽式洗濯機に使用できます。

【宮本製作所】洗濯ベビーマグちゃん(洗濯補助用品)

■《P&G》さらさ

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/

【商品詳細】
・品名:洗濯用合成洗剤
・主成分:界面活性剤(24%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、LAS、純せっけん成分(脂肪酸ナトリウム)安定化剤・アルカリ剤など
・形状:液体
・香り:柑橘系(天然由来成分)

パンパースなどでおなじみのP&Gの商品です。蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加の洗濯洗剤です。自然由来の洗浄成分できちんと洗いあがるうえに、柔らかな仕上がりになります。
さらに皮膚科医の監修のもと肌のテストもクリアしているので、赤ちゃんの衣類も安心してお洗濯ができます。

P&Gさらさ 洗濯洗剤 ボトル 850G[掃除/洗濯/衣類用/液体/洗剤/柔軟剤/漂白/ふんわり/香り/ニオイ/皮脂汚れ/抗菌/除菌]

■《ライトウェーブ》バジャン

出典;https://www.amazon.co.jp/dp/

【商品詳細】
・品名:洗濯用洗浄剤
・主成分:炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩など
・形状:粉
・香り:無香料

メーカー独自開発から生まれた技術で、マイナスイオンの力で汚れを落とす。
主成分が重曹なので、メダカが泳げるほど安心安全な洗剤でありながら、洗浄力はトップクラス。ドイツのフレセナス研究所という調査機関で、世界の大手メーカーの合成洗剤と洗浄力を比較検証した結果「バジャン」が総合評価1位を記録したそうです。
界面活性剤は含まず、無添加なのでお肌の敏感な方やアトピー性皮膚炎の方、赤ちゃんの衣類のお洗濯に最適です。

ライトウェーブ バジャン公式サイト→ https://lightwave.shop-pro.jp/

■《太陽油脂》パックスベビー洗濯せっけん

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/

【商品詳細】
・品名:洗濯せっけん
・主成分:純石鹸分(35%脂肪酸カリウム)・ムクロジエキス
・形状:液体
・香り:無香料

パックスベビー洗濯せっけんは、マカデミアナッツ油などの植物性油脂を原料にした、手肌にやさしく、赤ちゃん肌着や衣類をふんわりきれいに洗う洗濯せっけんです。合成界面活性剤、リン酸塩、蛍光増白剤、酵素、着色料などの合成添加物は使用していません。また、メモリ付き計量カップや、残量が一目で分かる透明窓付きのデザインなので、補充がスムーズにできるので便利です。

太陽油脂 パックスベビー洗濯せっけん公式サイト→ http://www.taiyo-service.co.jp/

■《ピジョン》赤ちゃんの洗たく用洗剤ピュア

出典:https://www.amazon.co.jp/gp/

【商品詳細】
・品名:洗濯用洗剤
・主成分:界面活性剤(7.6%ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純石鹸分(脂肪酸カリウム))、安定化剤、pH調整剤、金属封鎖剤
・形状:液体
・香り:無香料

ベビー用品といえばピジョンと必ず名前が上がるほど有名なメーカーです。洗剤残りが無く、水通しから使うことができ、植物性洗浄成分で、うんちやミルクの汚れをすっきり落とします。また、メーカー基準の安全性テストより、衣類への洗剤残り試験・皮フ刺激性テスト・アレルギーテストをクリアしています。

ピジョン 赤ちゃんの洗たく用洗剤ピュア公式サイト→ https://products.pigeon.co.jp/

■《ネオナチュラル》neobaby善玉菌酵素 洗濯洗剤

出典:https://item.rakuten.co.jp/

【商品詳細】
・品名:洗濯用洗剤
・主成分:善玉発酵菌由来酵素・アルカリ剤(炭酸ナトリウム)・再汚染防止剤(カルボキシメチルセルロース)など
・形状:粉
・香り:ラベンダー・ローマンカモミール・ボリジ(天然ハーブエキス)

オーガニックコスメやスキンケア用品を扱うメーカーですが、自社開発した洗濯洗剤は乳酸菌や納豆菌などの善玉菌由来の酵素の力で衣類はもちろん、洗濯槽もピカピカにしてくれて環境にも優しい洗剤です。

合成界面活性剤は使用しておらず、パッチテストもクリアしているのでお肌にやさしく、衣類のニオイ・黄ばみ・黒ずみなどの汚れをきれいにし、真っ白・ふんわり・爽やかに洗いあがります。
部屋干しのニオイもなく、大人の衣類と赤ちゃんの衣類を一緒にお洗濯できるので時短にもなります。

ネオナチュラルneobaby善玉菌酵素洗たく洗剤公式サイト→ https://www.neo-natural.com/

【敏感な赤ちゃんのお肌に♪neobaby<ネオベビー>善玉菌酵素 洗たく洗剤(1.2kg)<neo natural(ネオナチュラル)>

■《まるは油脂》やさしくなりたい洗濯用ハーブの香り粉石けん

出典:http://nanairo-sekken.com/?

【商品詳細】
・品名:洗濯用石けん
・主成分:純石鹸分(70%・脂肪酸ナトリウム)・アルカリ剤(炭酸塩・珪酸塩)・香り(ラベンダーオイル・ミントオイル)
・形状:粉
・香り:ラベンダー・ミント(天然ハーブオイル)

まるは油脂さんの「やさしくなりたいシリーズ」は、肌荒れを起こしやすい出産後のお母さんや小さなお子様に「お肌にやさしい商品を使ってもらいたい」という想いから生まれたシリーズです。合成界面活性剤・酸化防止剤・合成着色料・保存料は一切使用していないので、赤ちゃんのおむつや肌着、お肌の弱い方の衣類洗いに最適です。

*〔使用の注意〕ドラム式洗濯乾燥機にも使えますが、洗濯物を入れた後、直接衣類に洗剤を振りかけて使って下さい。洗剤投入口には入れないで下さい。

まるは油脂やさしくなりたい洗濯用ハーブの香り粉石けん公式サイト→ http://nanairo-sekken.com/

■《メイドインアース》液体石鹸

出典:https://madeinearth-store.jp/

【商品詳細】
・品名:洗濯用せっけん
・主成分:純せっけん成分(30%脂肪酸カリウム)
・形状:液体
・香り:無香料

メイドインアースは1995年に100%地球製をコンセプトに純オーガニックコットン製品の専門ブランドとして誕生したブランドです。布ナプキンからレディ&メンズの洋服や小物、雑貨、ベビー&マタニティなど色々取り揃えています。そんなメイドインアースさんの液体洗剤はお洗濯だけでなくお掃除や食器洗いにも使える優れものです。

原料は高品質な天然ココヤシの実を原料としており、香料や合成界面活性剤などは一切使用していません。天然成分だけなのに泡立ちがよく、きれいさっぱり汚れが落ちて、お肌への刺激もほとんどないので、赤ちゃんのお肌にも敏感肌の方にも安心して使える液体せっけんです。

メイドインアース液体石鹸公式サイト→ https://madeinearth-store.jp/

・赤ちゃんの衣類に使ってもO.K.な一般用の洗濯洗剤もご紹介!

■《ライオン》スーパーNANOX

出典:https://www.amazon.co.jp/gp/

CMでお馴染みのスーパーナノックスは新成分LO(リフトアウト)を配合し、しみつこうとする汚れを繊維から浮かび上がらせ、独自の洗浄成分MEEで繊維の1本1本から汚れをナノレベルで分解し、徹底的に落とします。

ライオン スーパーNANOX公式サイト→ http://top.lion.co.jp/

ライオントップ スーパーナノックス 本体 450G

■《ライオン》ハイジア

出典:https://www.amazon.co.jp/gp/

こちらもCMでお馴染みの洗濯洗剤です。プラスイオン抗菌成分の力で抗菌力が高まり、高い洗浄成分を配合しているため、皮フの角質や食べこぼしなどのタンパク汚れを落とします。
洗い続けることで抗菌力が高まります。

トップ ハイジア公式サイト→ http://top.lion.co.jp/products/hygia/

ライオントップ ハイジア 本体 450G

■《花王》アタック Neo

出典:https://www.amazon.co.jp/gp/

忙しいママさんにおすすめの洗剤です。わずか5分の洗浄時間とすすぎ1回で真っ白に綺麗に洗い上げてくれるので、お洗濯の時間を時短できます。
抗菌効果も高いので部屋干しでもニオイが気になりません。

花王アタックNeo公式サイト→ https://www.kao.com/jp/

*洗濯時の注意点
せっけん洗剤は洗濯槽にカビが発生しやすいという意見もあります。自然由来のせっけん成分がカビのエサとなるようですが、だからといって合成洗剤ならカビが生えないという根拠もありません。なので常日頃からこまめに洗濯槽のお手入れをしておくことが大切です。洗濯槽がきれいな状態であれば衣類に菌やカビが移るのを防ぎ、肌トラブルの予防にもつながります。

また、ドラム式の洗濯機の場合は洗剤の使い方に注意が必要です。粉せっけんを投入口から入れるとパイプがつまったり、洗剤が泡立ちすぎるとエラーになったりする可能性があるようなので、使用前には必ず洗剤と洗濯機の取扱説明書に目を通しておくようにしましょう。

5. 赤ちゃん衣類の汚れをしっかり落とす方法

出典:https://www.photo-ac.com/dl/

赤ちゃんが服を汚してしまったら出来るだけ早めに洗いましょう。新生児や低月齢の赤ちゃんの衣類の汚れの特徴は、おっぱいやミルク、よだれ、汗、皮脂、うんち、おしっこなどがあります。月齢が進むと離乳食が始まりますので、食べこぼしなどの汚れも加わります。そういった汚れは、時間が経つと落ちにくくなるのでなるべく早く洗うことが大切です。

・母乳やミルク汚れの落とし方

母乳やミルクには脂質が多く含まれていて、普通にお洗濯をしただけではなかなか落ちません。
さらに落ちない汚れをそのまま放置しておくと酸化して黄色く黄ばんでしまいます。
また、母乳やミルクなどの脂質の汚れは赤ちゃん用の洗剤では何度も洗濯してもなかなか落ちません。
そこで、ミルクなどの脂質汚れをキレイにする方法をいくつかご紹介します。

① 重曹でキレイにする方法

〔用意するもの〕
・いらなくなった歯ブラシ
・重曹
・クエン酸
・酵素系漂白剤
・計量スプーン
・ドライヤー

手順
1. 酵素系漂白剤と重曹を2:1の割り合いで混ぜる。
2. 混ぜたものを歯ブラシの毛先に付けて汚れの部分に付けて軽くトントンと馴染ませます。
3. 馴染ませた部分にドライヤーを2分ぐらい当てて温めます。
4. クエン酸(小さじ2)を100mlの水に溶かしたものを用意して、汚れた部分にかけます。
5. 重曹に反応して泡が出てきます。出てきたら後は水ですすいでいつも通りに洗濯をします。(漂白剤が残らないように注意しましょう)
この方法はワイシャツなどの汗染みにも効果的です。

② セスキ炭酸ソーダでキレイにする方法

〔用意するもの〕
・セスキ炭酸ソーダ
・バケツやおけ
・軽量スプーン

手順
1.バケツやおけに水1ℓに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1〜2杯ほど入れます。
(入れ過ぎるとニオイがついたり、衣類がベタつく可能性があるので注意して下さい)
2.汚れた衣類を入れて1〜2時間ほど浸して置きます。
3.浸け置きが終わったら、衣類と水をそのまま洗濯にいれていつもどおりに洗濯します。

③ 煮洗いでキレイにする方法

〔用意するもの〕
・汚れた服を入れる鍋など
・粉せっけん
・酵素系漂白剤
・軽量スプーン

手順
1. お鍋に服が浸るぐらい水を入れて、粉せっけんを入れます。(1ℓに対し大さじ1〜2杯ほど)洗剤を溶かして火にかけます。
2. お湯が温かくなったら洗濯する衣類を入れてそのまま火にかけます。
3. お湯が沸騰してきたら酵素系漂白剤を加えます。(水1ℓに対し小さじ1杯ほど)漂白剤を加えたら火を止めて1時間くらい浸け置きします。
4. 浸け置き終わったら衣類を取り出して、ぬるま湯でしっかりすすいで、脱水します。(洗濯機を使うと楽です)脱水が終わったらそのまま干して乾かしましょう。
*注意点
煮洗いはデリケートな生地は向いていません。色落ち注意。熱湯を使うので火傷には注意いして行ないましょう。

④ 台所用洗剤でキレイにする方法

〔用意するもの〕
・台所用洗剤
・いらなくなった歯ブラシ
・40℃ぐらいのお湯

手順
1. 台所用洗剤を歯ブラシにつけて汚れた部分にトントンと馴染ませます。
2. 汚れに馴染んだら、40℃ぐらいのお湯で普段通りにお洗濯します。水でも良いですがお湯の方が汚れが落ちやすいです。

台所用洗剤は、食べこぼしで汚した衣類も綺麗に落としますが、それでも落ちない汚れの時は漂白剤を使って浸け置き(30分〜1時間ほど)します。漂白剤は液体よりも粉タイプの方がよく落ちます。あとは水ですすいで終わりです。

⑤うんち汚れ

うんちの汚れはシミになりやすいので、なるべく早く洗うようにしましょう。

〔用意するもの〕
・赤ちゃん用の洗濯洗剤
・バケツ又はおけなど

手順
1. 塊がある場合はトイレに流し、水かぬるま湯で手洗いします。
2. それでも落ちない場合は、バケツなどに衣類が浸かるぐらいの水又はぬるま湯を用意します。
3. 水又はぬるま湯が入ったバケツに赤ちゃん用の洗濯洗剤を少量入れて溶かしたら、汚した衣類を浸け置きします。(浸け置き時間は約1時間ほど)
4. 浸け置き終わったら、洗濯機で普通に洗って乾かします。
*注意点
赤ちゃんが感染性胃腸炎などにかかった時に、吐いたものやうんちでおむつや衣服が汚れた場合は、塩素系漂白剤を薄めた液に浸け置きして消毒し、その後他の衣類と分けて洗濯しましょう。

⑥クレヨンの汚れ

クレヨンで衣服を汚してしまった場合は、メイク落としに使うクレンジングオイルと食器用洗剤を使うと効果的です。

〔用意するもの〕
・メイク落とし用のクレンジングオイル
・食器用洗剤

手順
1. クレンジングオイルを直接汚れた部分に塗って指で馴染ませます。
2. クレヨンは「油性の汚れ」なので、油分を落とすためにその上から食器用洗剤を塗って、指でよく馴染ませます。
3. 後はぬるま湯ですすいで完了です。

6. まとめ

赤ちゃん用のお洗濯と洗剤のおすすめについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
正しい知識を知るだけでも今後、洗剤の選び方が変わってくると思います。デリケートな赤ちゃんのお肌を守るため、やさしく洗えてなおかつしっかりと汚れが落ちるものを選びたいものです。

そしてなにより大事なのは、自分の赤ちゃんのお肌に合っているかどうかです。たくさん出回っている赤ちゃん用の洗剤、選ぶのを迷っている方はぜひ記事を参考にしてみて下さい。

ライター Sakai