天気のいい日は洗濯物をベランダで干せばいいですが、花粉が気になったり、雨が降っていたりと外で干せなくなることがありますよね。
外で干せない時に限って、「早く乾かしたい洗濯物がある…でも部屋干しだと乾かないし、時間がかかる」ということがありますよね。生乾きになって洗濯物から臭いがして、部屋干しに対して嫌なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
お恥ずかしながら、私も洗濯で失敗した経験があります。洗濯機をまわしながら昼寝をしてしまい、起きたころには洗濯したことさえ忘れてしまって洗濯物は置きっぱなしになっていました…。
当然、洗濯物は生乾きで「部屋干し臭」と呼ばれる生臭さが洗濯物にこびりついていました。あの独特な臭いはなかなか落とすことができず、悩まされました。
しかし、乾かし方さえ工夫すれば、部屋干しでも半日たたずに乾かせるのです!
この記事では、部屋干しで洗濯物が乾かない原因や、洗濯物を早く乾かす方法などをご紹介します。部屋干し独特の生臭さとおさらばしたい方、ぜひ読んでみてくださいね。
1.洗濯物が乾かない要因
2.洗濯物を早く乾かすポイント
3.早く乾かす便利グッズ
読むのに必要な時間は約 10 分です。
目次
1. 洗濯物が乾かなくなる要因
■部屋干しの独特な臭いの正体
部屋干しで洗濯物が乾いても、独特な臭いが残ってしまうことがあります。部屋干し臭と呼ばれるあの生臭さが洗濯物に染みついてしまうと、洗い直してもなかなか落ちません。
「明日これを着なければならないのに、こんな臭いでは着ていけない…」と困った経験はありませんか?
あの独特な臭いの正体は、服などについている雑菌です。洗濯物や洗濯機の中にもさまざまな菌が潜み、洗濯しても完全には汚れを洗い流せていないことがほとんどなのだそうです。
特に部屋し臭を発生させる雑菌は濡れたところが大好きで、わずかに残ったタンパク質などの汚れを分解してあの独特な臭いを出してしまいます。
最近では「部屋干し用洗剤」という殺菌力が強い洗剤が出ているので、部屋干し用洗剤を使うと独特な生臭さを軽減することができますよ。
しかし天気が悪い時のためだけに洗剤を買ったり、洗濯物の香りが変わったりするのに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。洗濯物を部屋干しで早く乾かせたらその方がいいですよね。洗濯物が乾かない以下の要因もチェックしてみてください!
■風通しを見直してみる
洗濯物が乾かない大きな理由のひとつが風通しです。私の失敗談のように、洗濯機に洗濯物をずっと置きっぱなしだったり、部屋の隅っこに置いていたりすると、じめじめした空気がずっと留まることになります。
すると何日かけて洗濯物を干しても生乾きのような状態になり、じめじめした洗濯物が好きな雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
雑菌を繁殖させないためには、より早く洗濯物を乾かす必要があります。洗濯物を早く乾かすには、洗濯物を空気に多く触れさせ、湿った空気を留まらせないように風が通りやすい配置にすることが大切です。
■湿度と気温に注目!
部屋の「湿度」と「温度」も風通しと同様に、洗濯物が乾かない大きな理由になります。
湿度が高ければ高くなるほど、すでに空気中には水分が多く含まれます。湿度が高い状態は、空気が持てる水筒の中に水がたっぷりある、と考えてみてください。空気が水筒の中の水分を出さないかぎり、新たに水を入れることはできませんよね。無理やり入れても、水筒から水が溢れて水滴になってしまいます。
つまり、湿度が高いと洗濯物からでる水分が蒸発しにくくなり、空気がじめじめとしたままになってしまうのです。
濡れた洗濯物から空気に水をわたすためには、湿度を下げて乾燥させた状態にする必要があります。湿度が低く乾燥した状態だと、空気がもつ水筒の中に洗濯物から水をわたすことができるので、洗濯物が早く乾くようになりますよ!
しかし、冬は湿度が低く乾燥しやすい時期なのに、洗濯物がなかなか乾かないことがよくありませんか?ややこしくなってしまいますが、そこで「気温」が関係してくるのです。
気温が変わると、空気中に含める水分量が変わってきます。気温が高くなれば、空気が持てる水筒が大きくなっていくのです。反対に、気温が低くなればなるほど、水筒の大きさは小さくなっていってしまい、水を入れられる量が減ってしまいます。
これが「冬は晴れでも洗濯物が乾きにくい」現象の正体なのです!
洗濯物を乾かす時の湿度は40~60%がよいと言われています。そして、湿度と気温の関係を知り、いかに濡れた洗濯物から空気に水をわたすことができるかが洗濯物を早く乾かすカギなのです。
■洗濯物の量
干したい洗濯物の量によって、「風通し」と「湿度」が直接関係するようになります。量が多ければ多いほど部屋の湿度が高くなってしまいます。洗濯物のまわりにある空気が、これ以上水分を含めない!という状態になると洗濯物が生乾き状態になってしまうので注意が必要です。
また、ぎっちりと洗濯物が密集していると風通しが悪くなり、蒸発した水分が流れにくくなってしまうため洗濯物が乾かない要因になります。
■洗濯物が乾かなくなる場所
風通しが悪くなってしまう洗濯機の中や、部屋の隅っこなどは空気中の水分が留まり、洗濯物が乾かなくなってしまいます。
また、ハンガーがかけられて風通しがよさそうな場所としてカーテンレールがありますが、実はカーテンレールがある窓際は湿気がたまりやすく洗濯物を乾かすのには適さない場所なのだそう。
洗濯物を早く乾かすためにはなるべくエアコンの風が通るところや、部屋の中央など空気の流れがいいところに干すようにしましょう。
2. 洗濯物を早く乾かすポイント
■洗濯物の間隔を広めにとる
洗濯物を干すときは1つではないことが大半です。部屋干しの場合でも外での天日干しの場合でも、洗濯物の間隔を10㎝以上離して洗濯物を乾かしてみてください。
隙間をあけることで、洗濯物1枚1枚に空気があたりやすくなります。よって風通しがよくなり洗濯物が早く乾きやすくなるのです。
空気を触れやすくするという面では、服の前後で生地がくっついてしまう細いハンガーより、服の隙間が空いてくれる太いハンガーや8字ハンガーで干すのもおすすめです。
タオルは半分に折ってハンガーにかけたくなってしまいますが、長さを変えて重ならないように干すと乾き方が違ってきます。ぜひ試してみてくださいね。
■脱水を2回する
洗濯機で洗濯する時、脱水は1回だけという方が多いかと思います。そこでもう一度脱水してみると、洗濯物に含まれる水分量が1回のときより少なくなり、洗濯物を早く乾かすことができますよ。
洗濯物を部屋で干す時、脱水1回の時より「湿度」「気温」をナイーブに考えずに済むので、気持ち的にも少し楽になります。
また、脱水の時間を長く設定することも洗濯物を早く乾かすことに有効です!
しかし、ニットや最近流行りのもこもこ系などのデリケートな服には脱水回数を増やすことはおすすめできません。脱水を2回する、脱水の時間を長くする際は洗濯機に入れないように注意しましょう。
■アイロンをかける
実は湿った洗濯物にアイロンをかけることが早く乾かすポイントになるのです!乾いた洗濯物をしまう時などに使うイメージがあるアイロンですが、アイロンは「高温」なので湿った洗濯物にかければ水分を蒸発させやすくしてくれます。
冬などの気温が低い日でも洗濯物を乾きやすくさせるお手伝いをアイロンはしてくれるのです。高温による殺菌作用もあり、嫌な「部屋干し臭」の軽減もできます。
水分を蒸発させて早く乾かしてくれるうえ、殺菌もしてくれてシワも伸びる。一石二鳥以上の一石三鳥ではないでしょうか!服を焦がさないように注意しながら、ぜひお試しください。
■意外とお風呂場が早く乾く!?
水場で、じめじめしているイメージのお風呂場。本当にお風呂場で洗濯物が乾くの?と疑心暗鬼になるお気持ち、とてもよくわかります。しかし、本当に早く乾いてしまうのです。
まず、水場であるお風呂場に換気扇がついていないことはほぼありませんよね。換気扇がお風呂場にたまった湯気を外に出してくれているから、お風呂に入っていてもちゃんとまわりが見えますし、カビ発生まで防いでくれるのです。
換気扇が湯気を外に出してくれるのと同じで、洗濯物に含まれる水分を換気扇が外に出してくれるので洗濯物が早く乾く効果が期待できる、ということなのです!
また、リビングなどの広い部屋よりもお風呂場のように狭い「個室」であったほうが換気しやすく、湿度をさげやすくなるのも理由の1つです。
お風呂場で干す時は、いったん換気扇や窓を開けるなどしてお風呂場自体の湿度を下げることが洗濯物を早く乾かすポイントになります。そして洗濯物を干し終わった時にも換気をしておくと、浴室のカビ発生の抑制になります。
しかし、デメリットもあります。長時間換気扇をまわすことによって電気代がかかってしまうことです。電気代の節約として、電池で動くタイプのサーキュレーターや扇風機を換気扇の代わりにまわす、という方法もありますよ。
■温かい風の力で乾かす
洗濯物を早く乾かすことの条件、「風通し」「気温」の2つを満たすカンタンな方法が、エアコンとストーブの温かい風を利用することです。
エアコンとストーブは、肌寒い空気を短時間で温かくしてくれますよね。これは洗濯物を乾かすことに対しても有効です。
部屋の温度を上げることによって洗濯物の水分を蒸発させやすくした後、温かい風を送ることで空気のまわりをよくします。温かい風があたるところに洗濯物を干すと、何もしていない時よりも洗濯物を早く乾かすことができます。
ただし、ストーブの近くで干す際には火の元に十分注意してください。
■エアコンと扇風機の合わせ技
エアコンを使うということは、窓も閉めて密室状態にしていることが多いはず。
しかし、エアコンだけの風では風通しが良いとはいえないので、扇風機やサーキュレーターを合わせて使うと空気のまわりが良くなり、洗濯物が早く乾くようになります。
エアコンと扇風機の合わせ技に加え、洗濯物を干しているところの下に新聞紙を敷くという技をプラスするのもおすすめです。紙が水分を吸ってくれるので湿気ダウンにつながり、より早く乾かすことが期待できますよ!
■ドライヤーは最終手段
何でもいいから早く乾かしたいと、「高温」と「熱風」を送ってくれるドライヤーを手にすることがあると思います。しかし、ドライヤーが送る熱風は1か所に集中したもので、全体に渡るものではありません。そのため、一部だけ乾いて服が歪んでしまうというケースもあるようです。
どうしても急ぎで洗濯物を干さないといけないという時の最後の切り札として使用することをおすすめします。
その場合は洗濯物をハンガーにかけ、その上にビニール袋をかぶせて水蒸気を逃がすために袋の角をカットし、熱風を全体に行き渡らせるように風をあててみてください。風をあてる時は、1か所に熱が集中しないように注意しましょう。
■除湿器を使う
「風通し」は扇風機やサーキュレーターを使い、「気温」はエアコンで調節できます。「湿度」だけが天候などに左右されて自分でうまくコントロールできませんが、湿度の問題を解決してくれるのが除湿器です。
湿気は重力で下にたまっていくため、干した洗濯物に対して下から風があたる位置におくと、速乾の効果がバツグンにあがるそうです。
お風呂場のように密室状態だと除湿をしやすくなるので、除湿器を使う時はなるべくドアや窓を閉めて部屋を密閉するのがおすすめです。早い時だと2、3時間で洗濯物が乾くこともあるそうですよ!
3. 便利グッズで早く乾かそう!
洗濯物が早く乾くポイントなどをご紹介しましたが、「温風」を使わない梅雨の時期などに、エアコンやストーブで洗濯物を乾かすのは気が引けますよね。
そこで、季節問わず誰でもカンタンに使えて、洗濯物を早く乾かすお手伝いをしてくれる便利グッズをご紹介します。
■速乾ハンガー
大量に使うハンガーは、ついつい100円均一などで安く済ませている方も多いのではないでしょうか?
使っているハンガーを少し変えるだけで、洗濯物を早く乾かす効果が期待できますよ!おすすめハンガーをまとめましたので、ぜひご覧ください。
【速乾ハンガー20本セット】

出典:https://www.amazon.co.jp
8字ハンガーと呼ばれる、洗濯物を早く乾かす効果が期待できるハンガーです。アームを垂直に回転させてから干すと、服が筒状になるので風通しがよく、服の全体にまんべんなく空気を触れさせることができます。
全体に空気がまわることで洗濯物を早く乾かすことができますし、アームが8の字になっていて丸みがあるので服が落ちることはなく、型崩れもしないスグレモノなんです!
洗濯物だけではなく、服の収納ハンガーとしても使うことができます。連結できるので、高ささえ足りていれば収納スペースにハンガーを吊り下げて入れられます。もちろん、肩紐がある服でもかけられるようになっているので、服を型崩れなく干したい方にもおすすめです。
【小久保 洗濯ハンガー Gパン速乾ハンガー】

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乾きにくく、洗濯をすると重くなってしまうジーパン専用に作られたハンガーです。ジーンズなどの生地はもともと重いのに、洗濯をするとさらに重くなります。そうなると洗濯バサミタイプのハンガーに一緒に吊るすのも抵抗がありますよね。
普通のハンガーだとズボンの前後の生地がくっついてしまい、うまくかけられない…というお悩みを持っている方におすすめです。
4つの洗濯バサミをはさむだけでズボンを筒状にするので使い方もカンタン!筒状になることで空気が通りやすくなるので、乾きにくいズボンの洗濯物も早く乾かせることができますよ!アームをスライドさせることで、大人用から子ども用まで、どんなサイズのズボンでも調整可能です。
【サワフジ 折りたたみ式 ジーンズハンガー】

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「ジーンズハンガーだからズボン用のハンガーかな?」と思われますよね。ズボンはもちろん干せますが、セーターやスウェットなど、厚手の服でも型崩れなく干せてしまうハンガーなのです!
ズボンやスカートは4つのクリップでとめることで筒状になりますし、厚手の服を干す場合はアームを横に広げた状態でかけると、中に空間ができます。空気を通りやすくさせるので、洗濯物を早く乾かす効果もちゃんと期待できますよ♪
フックがしっかりしているので強い風が吹いても飛ばされる心配はありません。部屋干しでも外でも活躍してくれますし、使わない時は折りたたんで収納することもできるイチオシのハンガーです。
【小久保 パーカーハンガー】

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洗濯したパーカーはハンガーにはかけられるけど、フードの部分だけくっついてしまってうまく乾かない…というお悩みを少しでも楽にさせてくれる、パーカー専用のハンガーです。
フードバーと呼ばれる部分をあげてパーカーを乾かすと、乾きにくいフードの部分に空気を触れやすくしてくれます。フード部分を固定することができるので、強い風が吹いたときでも崩れにくくなります。
もちろん、フードバーをさげて普通のハンガーとしても使えます。アームをスライドさせれば、衣服のサイズに合わせて調節することができますよ。
■エアコンハンガー
エアコンは「温風」を送り、洗濯物を早く乾かすことができる便利なもの。エアコンの目の前で洗濯物を干すことができるハンガーがあることをご存知でしたか?
部屋干しで乾かす場所がみつからない!という方はぜひご覧ください。
【like-it 日本製 部屋干し エアコンハンガー 速乾ハンガー】

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直接エアコンにひっかけることでカンタンに室内干しのスペースができるようになるハンガーです。幅89㎝、高さ30cmまでのエアコンであれば調節が可能で、壁に穴をあけることはないので賃貸暮らしの方でも安心。
耐重荷が5㎏までなので、上記でおすすめしたズボンハンガーなどと一緒に使っても大丈夫ですし、合わせて使うことでより早く洗濯物を乾かすことができるかもしれません♪
エアコンのすぐ下の空間を利用することで洗濯物を早く乾かせることができ、室内干しで場所をとることがありません。
使わない時はたたんでしまえるので、邪魔になる心配もナシです。さらに、水分を含んだ洗濯物を風のあたる場所に干しておくと水分を含んだ空気が部屋中にまわるので、乾燥肌が心配な方にもメリットがあるのです!
■サーキュレーターと扇風機
エアコンやストーブなどと一緒に使うと、より洗濯物を早く乾かすことができるサーキュレーターや扇風機。
洗濯物を干すときだけではなく、クーラーの冷たい空気を部屋中にまわしたいという時にも使えます。冬でも夏でも使える便利なものなので、ぜひ、お1ついかがでしょうか?
【アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 固定】

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コンパクトサイズのサーキュレーターです。-20°~90°の角度まで傾けることができるので、洗濯物の斜め下におくと直接風があてやすくなり、洗濯物を早く乾かすことにつながるのです。
エアコンをガンガン使って洗濯物を乾かすよりも、サーキュレーターを合わせて使った方が電気代が約20%カットできるのだとか!
一番弱い「静音」モードにしていれば夜寝ている時でもうるさくありません。消し忘れるくらい静かだという口コミもあるほど静かです。それほど静かであれば、近所にも迷惑をかけることがないので、賃貸暮らしでも安心して使うことができますね。
【KEYNICE USB扇風機 首振り 充電クリップ式 静音 】

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扇風機といえばコンセントをささないといけないイメージがありますが、この扇風機はUSB充電式なのでコンセント不要で使えます!USBなので、iPhoneの充電器にさしたり、PCから電気を補給したりとやり方はさまざまです。1回フルに充電してしまえば、最大で48時間まわし続けられるので、洗濯物が乾くまで好きな場所に置くことが可能になります。
さらに、高さ23㎝、重さ390g(ウエットティッシュ約1袋分の重さ)とコンパクトサイズです。卓上に置けますし、洗濯物を乾かすことに適したお風呂場にも、外にも気軽に持っていけますよね!
お風呂場で洗濯物を乾かすには、換気扇をまわすための電気代がかかってしまいますが、コンパクトな扇風機の力をかりれば節電にもなります。もちろんエアコンと合わせて使ってもよし。アロマにも対応しているので、洗濯物を干しながらいい香りでリラックスしちゃいましょう♪
■やっぱり除湿器がカンタン!
洗濯物を早く乾かすには、やはり除湿機を使うのが効果的なのではないでしょうか。除湿器が洗濯物から蒸発する水分を取りのぞくことで、洗濯物についた雑菌の繁殖や、部屋のカビ発生の抑制にもつながるのです。
部屋干しを頻繁にすることがあるのなら、除湿器を1台持っておくと洗濯物が早くカンタンに乾かせて便利です。部屋干しにおすすめの除湿器をご紹介します。
【Lemebo 除湿器 小型】

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小さな見た目とは裏腹に、1日300ml(500mlのペットボトル半分以上)もの水分を、ワンタッチ操作するだけで取りのぞいてくれる強力な除湿パワーを秘めている小型の除湿器です。Amazonで200件以上もの口コミがあるのに、星5つをつけているものが約80%もあり、強力な除湿の効果を実感している方が多いようです。(口コミ:2019年4月10日現在)
コンパクトサイズなので、どの部屋にも持ち運びやすく収納にスペースをとりません。さらに水受けが満タンになった場合、自動で電源をオフにするので、寝ている間に洗濯物を干していたら除湿器から水が漏れた!という心配がありません。
音も静かで睡眠を邪魔しないので、洗濯物を寝ている間に乾かして、翌日には使えてとても便利です。どんな天候の日でも洗濯物を早く乾かすことができて、部屋干しにかける労力もなくて大変おすすめですよ。
【アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機】

出典:https://www.amazon.co.jp
洗濯物を乾かすことで重要な「風通し」「湿度」「気温」の3つの条件をたった1つでクリアする、洗濯物を部屋干しするために作られた衣類乾燥除湿器です。
ヒーターを使って洗濯物に直接「温風」を送りながら除湿する機能があり、なんと約117分でおよそ2㎏の洗濯物が乾くのだそう!洗濯物を乾かすのに2時間もかからないのは驚きの効果ですよね。
また、メーカーや電力会社によって違いますが、エアコンを使った場合の1時間の電気代は約12円。こちらの衣類乾燥除湿機は1時間当たりの使用で電気代約10円と、エアコンのみを使うよりも節電になるのです!
タイマーがついているので、つけっぱなしで出かけてしまった…という時に電気代の心配がないのも大きいですね。洗濯物を早く乾かすためにいろいろと工夫するのが面倒!という方にピッタリな商品ではないでしょうか。
4. まとめ
雨の日でも晴れの日でも、洗濯したてのお気に入りの服を着たいもの。この記事を見てくださった方の中には、朝に洗濯物が乾いていないためにイライラする出来事もあったのではないかと思います。
今回ご紹介したように、洗濯物を早く乾かすためには乾かない要因である「風通し」「湿度」「気温」の3つがカギです。
3つの条件を意識するのは、とても難しいですよね。困った時は、この記事の洗濯物を早く乾かすためのポイントをぜひ参考にしてみてください。今まで洗濯物が乾かなかったのがウソだったかのように早く乾くようになりますよ♪
雨の日でも雪の日でも、雑菌が繁殖する隙など与えずに洗濯物をあっという間に乾かして「部屋干し臭」とはおさらばしましょう!
ストレスフリーで洗濯物を乾かす手助けになったら、とても嬉しいです。
ライター名:かずみ