育児ママの転職エージェントはこれ!時短転職成功はこれで決まり

こんにちは!この記事では、転職をしようかと考えるママに向けて、転職エージェントの概要とおすすめの転職エージェントを紹介しています。エージェント利用時の注意点や選び方のポイントも合わせてまとめていますので、実際に利用する際のイメージトレーニングもばっちりできますよ♪
家事や育児に追われるなかでのお仕事探しは本当に大変です。時間も無い今、そんなことをするメリットってあるの…?と不安になり、仕事をしたいという気持ちはありながらずっと悩んでしまうママも少なくありません。そうして悩み続けた結果ずるずると仕事探しや転職活動も後回しになり、結果として悩んだ分のストレスがかかった上、ほかのママからも遅れを取ってしまうということも…。しかし悩むくらいならば、すぐに行動するのが一番です。とくにママの場合、早めかつ時短での転職が成功のカギとなります。そしてそうした転職活動を可能にしてくれるのが転職エージェントのサポート。
この記事ではそうした転職エージェントのサービス内容やママの転職活動への具体的メリットを紹介しています。ぜひ参考にして、素早くスマートに転職活動を成功させてください。

■子育てママのお仕事探しは早めが◎

子育てママが転職をしたい場合、なるべく早めに動き始めるのが吉です。理由はたくさんあります。なぜ早めに転職をするべきなのか、説明していきましょう。

子育てママが早めにお仕事探しすべき理由

・あなたは35歳以上?未満?年齢の壁はまだまだ存在する

ひと昔前の転職には「35歳の壁」というものがありました。募集要件に「35歳以下」と書かれていたケースも多かったです。少子高齢化とグローバル化が進んだ現在は、募集要項にそこまで明確な記載があることは少なくなりましたが、それでも転職市場においてよほどのハイキャリアでないと35歳以上の年齢はデメリットになることが多いです。
さらに、転職で業種や職種を変えたいなら、早ければ早い方が良いです。一般的には、30歳までなら業種や職種を変える思いきった転職が可能でしょう。30歳未満の方は、今の仕事以外にやりたい仕事があるのなら、今すぐにでも転職を決断するのが良いです。35歳以上なら業種や職種の両方が異なる転職は難しくなりますが、昔と違ってそれなりにキャリアがあれば可能です。さらに40歳以上であれば、業種や職種は同じで、かつキャリを積んでいないと転職自体がなかなか難しいのが現状です。
なぜこのように年齢によって転職のしやすさ異なるのでしょうか。一番大きな理由は、就職と違い、転職は即戦力が求められるからです。年齢が高いならより即戦力になるためのキャリアが必要で、年齢が低いならこれからキャリアを十分積めるだけのポテンシャルが必要です。年齢が高いとどうしても覚えが悪くなり、また、ひとつの企業でしか長年働いたことがない方は「その企業における文化がその人に浸透しすぎている」と見なされ、採用を見送るケースがあります。企業によって文化が大きく異なるからです。上司のことを「課長」と呼ぶ会社もあれば「〇〇さん」とさん付けで呼ぶ会社もありますし、トップダウンかボトムアップか、同僚との関わり合い方、チームワーク重視か個人主義か、残業をするのと定時で帰るのとどちらが当たり前なのか、何もかもが違います。
転職を経験したことのある方ならその違いを理解していますが、初めての転職で長い間ひとつの企業で働いていた人は面接官に「うちの会社でも長く働いてくれるかも」という好印象を与えると同時に「今の企業の文化に慣れ過ぎていて厄介かも」とも見なされる可能性もあるのです。

・今の状況が悪化する可能性も考えよう

転職する動機は人によってさまざまです。中には、現在の勤務状況や会社に不満がある方もいるでしょう。では、それが悪化する可能性はないかを考えてみてください。
給与が低い場合、今のまま勤務を続けて昇給や昇進ができる可能性はあるでしょうか。これからお子さんが大きくなって大学に進学する時、学費が払える見込みはあるでしょうか。見込みがない場合は今すぐに何らかの対策を考える必要がありますが、対策のひとつとして転職があります。その場合、転職の優先順位の最上位は給与にするとよいでしょう。
待遇やワークライフバランスが不満な場合、今だけ我慢をすればよいと思っていても、お子さんに手がかからなくなるまではかなりの年数を要します。たとえば今保育園児を育てているママさん、小学校に上がったらお子さんの手がかからなくなると思っていたら、それは実は大間違いです。
小学校では、学童保育が預かってくれなくなる小学4年生の壁や、平日の日中に開催されるPTAがあります。さらに厚労省が定めている時短勤務や看護休暇は小学校入学前まで、小学生には使えません。しかし小学校低学年では留守番も心配だし学童保育は保育園よりも早く閉まることが多いです。まだまだ手がかかるし休まなくてはならない状況も多い小学校の六年間を、今の勤務体系で乗り越えられない、または両立が難しいようなら、今すぐに転職を決断しましょう。もちろん、その場合の転職の優先事項はワークライフバランスにすることをお勧めします。

忙しいママの転職成功のカギは時短

子育てママは基本的に多忙です。仕事に加え家事に育児、たとえパパが全力で家事や育児をしてくれていたとしても、やらねばならないことは満載です。皆さん、日々お疲れ様です!
だからこそ多忙なママたちの転職を成功させるためには、「いかに効率的に転職をするか」がポイントになります。昨今「時短家事」が叫ばれるようになり、「洗濯物をたたまない家事」や「短時間で作れる料理」の本などが流行しておりますが、それと同じく「時短転職」を心がけましょう。そのためにママたちにオススメしたいのは、下記の2つのポイントです。

・転職をするための優先順位を決めておこう
・ハローワークではなく転職エージェントに登録しよう

・転職をするための優先順位を決めておこう

優先順位を決めておかないと、企業選びにかなりの時間を要します。ただざっくりとハローワークや転職サイトの求人情報を眺めて「あ、これいいな!」と思って応募をしても、優先順位が定まっていない方が採用されることはありません。
何故でしょうか。優先順位が決まらないと、転職の動機も明確にならないからです。企業は、転職したい動機が明瞭になっていない方を雇うことはありません。
優先順位を決めることによって効率的に活動を進められ、「時短転職」が可能になるのです。たとえば、給与、ワークライフバランス、仕事内容、勤務地、社内の空気、会社の将来性、人間関係、やりがい、勤務時間など…これらの中でご自身にとって大切なものを三つ決めて、その中で順位をつけておくのも良いでしょう。

・ハローワークではなく転職エージェントに登録しよう

もちろんハローワークでの転職活動も地元企業への応募がしやすかったり、意外に近所で勤務先が見つかったりというメリットがあります。しかし時短と言う観点からハローワークはお勧めできません。ハローワークは基本的には「自分で職を探す」ことを前提としており、時間をかけてじっくりと自分の優先順位事項に沿った会社を探す必要があるためです。
対して転職エージェントに登録をすると、エージェントにもよりますが、あなたのスキルや経歴や希望条件にあった会社を探してくれます。さらに転職のプロに書類の添削などもお願いしやすいし、応募する企業について相談をしたり、アドバイスを聞いたりすることも出来ます。
転職エージェントは、あなたの転職活動におけるパートナーです。ひとりで活動するよりもふたりで活動した方が効率は良いですし、忙しいママの転職活動にはぴったりの方法と言えるでしょう。

■ママの転職には転職エージェントの利用がおすすめ

多忙なママの転職には、優先順位を明確にすることと、転職エージェントへの登録がオススメとご紹介しました。では転職エージェントとはなにか、登録するにはどうすればよいのか、もう少し具体的にご紹介をしていきましょう。

転職エージェントってなに?

転職エージェントとは、人材を探している企業と、転職先を探している応募者をマッチングしてくれる会社のことです。
よく勘違いされるのが「転職サイト」ですが、転職エージェントと転職サイトは異なり、前者は「担当者」がいて求人を紹介してくれる会社、後者は「担当者」がおらず自分で求人を探さなくてはならない会社です。転職サイトは、基本的にハローワークと転職までの流れが同じで、求人情報が載っているサイトから自分に合う企業を探し出して自分で応募をします。登録することによってより多くの応募したい企業が見つかる可能性はありますが、ママの皆さんにオススメしたいのは、転職サイトではなく転職エージェントです。
なおこれらのサービスはたいていの場合が無料ですので、ご安心ください。「登録が無料なのに、転職エージェントにはどういうメリットがあるの?」と思われる方もいるかもしれません。転職エージェントは、応募者が転職に成功したとき、企業から成約金をもらっているケースが多いです。(成約しても応募者からお金を払うことは基本的にありません)
企業はそれだけのお金を払ってでも良い人材を求めているということです。だからこそ、転職エージェントとは企業にとっても応募者にとってもエージェント会社にとってもメリットのある、win-win-winの関係が築けるサービスになります。

総合型と特化型について

転職エージェントは大まかに「総合型」と「特化型」にわかれます。
総合型とは、さまざまな業種や職種を網羅しており、どんな業種や職種を希望する場合であってもマッチングを行ってくれる会社です。
対して特化型は、特定の業種や職種に特化して募集企業を絞った会社です。たとえば看護師向け、ITエンジニア向け、外資系向け、ハイクラス向けなどがあります。
もし業種や職種を気にせず「勤務地」「給与」だけを重視して転職活動をするママさんであれば、総合型がよいでしょう。しかし少しでも自分の培ってきた経歴を活かそうと思うのであれば、特定の業種や職種に絞った求人情報を掲載し、紹介してくれる特化型の方がよいでしょう。

ママが転職エージェントを利用するメリット

では、ママが転職をする時に転職エージェントを利用するメリットはなんでしょうか。実は、非常にたくさんメリットがありますが、大まかに3つをご紹介しましょう。

・自分の希望条件にマッチする企業を探して紹介してくれる!
・応募書類を確認してくれたり、面接の練習をさせてくれたりする!
・ひとりで悩む必要がない、あなたの転職の大きな味方!

・自分の希望条件にマッチする企業を探して紹介してくれる!

膨大な求人情報の中から希望条件に合う会社を探すのは大変です。もちろん転職サイトなどで「年収:〇〇万以上」「勤務地:東京」「業種:製造業」などで探すことは可能ですが、その会社で、果たして本当に自分の求める転職ができるのかどうかは、インターネット上の無機質な文字のみではわかりません。
たとえば、子育てしているママさんが求人部署にどのくらいいるのか、子どもの病気の時は休めそうなのか、下から意見を言える会社なのか、残業代はしっかり出るのかなどです。
しかし転職エージェントは、企業とコンタクトを取ることができます。自分で応募する場合は面接に行かないとなかなか訊けませんが、転職エージェント経由であれば、少しでも疑問に思ったらエージェント経由で尋ねてみて、あらかじめ情報を入手することが可能です。
また、転職エージェントでは、大抵最初に電話などで面談があります。希望条件や経歴、何を重視するかを聞いてくれて、それに合った企業を紹介してくれるのです。これは忙しいママさんにとっては大助かり。お願いしない手はありません。

・応募書類を確認してくれたり、面接の練習をさせてくれたりする!

転職エージェントによっては、応募書類を確認してくれることもあります。ネットで必死に調べて履歴書と職務経歴書を完成したとしても、ひとりで転職活動をしていたら、それが面接官の目から見て良いのか悪いのか、なかなか判断がつきませんよね。
しかし転職エージェントのコンサルタントにお願いをすれば、応募書類を添削し、アドバイスをしてくれることがあります(エージェントさんによりますので、担当者に訊いてみましょう)。
また、これもエージェントさんによりますが、書類選考の通過後に面接の練習までしてくれるところもあります。面接なんて就職活動以来!というママさんも多いと思いますが、そんな時に面接の練習をしてくれるならとても心強いですよね。しかも応募企業に合わせた面接をしてくれるので、面接の想定問答集も作りやすくなります。

・ひとりで悩む必要がない、あなたの転職の大きな味方!

最後のひとつは「相談ができる」ということです。ママさんにとっては、最も大きなメリットかもしれません。本当にこのまま転職してもよいのか、転職することによって今の不満点が解消されるのか、今勤めている企業にどう言えばいいのかなど、転職エージェントの担当者は悩んだ時には相談に乗ってくれます。
彼らはプロですので、これからのキャリアデザインについても的確なアドバイスをしてくれます。もし悩むことがあるのなら、登録して担当者が決まったら、気軽に相談をしてみましょう。

■転職エージェント利用時の注意点&選び方について

ここまで転職エージェントの良さや利用するメリットをご紹介してきましたが、実は転職エージェントに登録をして担当者がついても「なかなか求人が紹介されない!」または「ご紹介できる企業がありません」と断られてしまうことがあります。
それは、あなたに合っていない転職エージェントに申し込んだ場合です。

転職エージェントを利用する時の注意点

転職エージェントを利用する時の注意点は、二つあります。

・自分の経歴と合う転職エージェントを見つけよう
・複数登録をしよう

ひとつひとつご紹介していきましょう。

・自分の経歴と合う転職エージェントを見つけよう

転職エージェントは、職務経歴書や最初の面談で、あなたの市場価値を見極めます。厳しい話ですが、転職市場においてあなたにどれだけの価値があるのかを相対的に評価するのです。いろんな相談に乗ってくれてアドバイスにも乗ってくれる親切なエージェントさんであっても、そこは営利企業であるから致し方ありません。
そして、市場価値が低いと転職エージェントに判断された場合、登録をしても「紹介できる企業がありません」と言われることもありますし、登録直後に1、2社だけ紹介されて、その後は音沙汰がないこともあると聞きます。
しかし、すべての業種・職種において市場価値が低い人材はいません。年齢や子持ちか否か、性別など、どうしようもないことで市場価値が下がることは残念ながら実際にもありますが、あなたを求めている企業は絶対にどこかにいます。安心してください。そのためには、あなたの経歴や状況にあった転職エージェントを見つけることが肝心です。

・複数登録をしよう

転職エージェントがあなたの市場価値を認めてくれて、企業を紹介してくれたとしても、あなたの希望条件に沿わないことも多くあります。あなたの希望条件が厳しければ厳しいほど紹介できる企業は少なくなりますので、エージェントの担当者に相談しながら「譲れない線」を作っていくことが重要です。
しかしそうは言っても、転職エージェントも無限に求人情報を持ってくるわけではありません。そのうち「紹介ばかり来るけれど、どの企業もイマイチで応募したくない…」「最初はたくさん紹介されたのに、そのうち紹介されなくなった…」なんて問題がでてきます。
そのためにも、転職エージェントには複数登録することをオススメします。転職エージェントが持っている求人情報は、エージェントごとに違います。企業もそうそう複数のエージェント会社にお金を出せるわけではないからです。
応募できる企業の数を増やすということは、それだけ希望条件に合う会社を探しやすくなります。一つの転職エージェントだけに固執せず、複数のエージェントに登録をしましょう。エージェントの担当者もそこはわかっていますので、義理立ての心配などは無用ですよ。

転職ママは特化型から選ぶのがおすすめ

では上記2つの注意点をクリアできる転職エージェントは、どういった会社でしょうか。「自分の市場価値を認めてもらえるところ」と一言で言っても、なかなかそれを見極めるのは難しいかもしれません。そして、「女性」「子持ち」と言う点は、残念ながら日本において市場価値は高いとは言えません。まだまだ日本の社会は男性が中心で、かつ子どもの風邪などで急に休む状況を許容できる余裕がない会社も多いからです。
だからこそ、あなたの経歴や得意分野を生かしましょう。それらが活かせる転職エージェントは、「特化型」です。つまり「看護師向け」「エンジニア向け」など業種やコンセプトなどを絞ったエージェントです。ほかにも「ママ向け」「女性向け」という特化型転職エージェントもあります。「ママ向け」「女性向け」に求人情報を出している会社は働く女性に寛容で、積極的に採用している企業になります。こういった特化型であれば、あなたの市場価値も認められやすくなります。あなたの価値をわかってくれるところで、勝負をしましょう。

■ママにおすすめの転職エージェントをご紹介

では、ママにオススメの転職エージェントを具体的にご紹介しましょう。前章では、「女性向け」「ママ向け」などの特化型の転職エージェントを選ぶことをご紹介しました。
しかし一言「特化型」と言ってもさまざまです。どこに登録をしてもサポートはしてくれますしあなたのライフステージを踏まえた提案をしてくれますが、ここではハイキャリア向けのママとハイキャリアではないものの正社員で転職ができるエージェントにわけてご紹介します。

ハイキャリアママにおすすめの転職エージェント

年収がご自身の年齢の平均よりも高く(500万以上)、今まで積んできたキャリアがあり、それらを活かして転職をしたい場合は、ハイキャリア向けの転職エージェントをオススメします。

・JACリクルートメント(エグゼクティブ・外資系特化型)

JACリクルートメントは、女性に特化しているわけではありませんが、女性が働きやすい外資系企業に強い転職エージェントです。「えっ、外資系?英語できないから無理!」と思われるママさんもいるかもしれませんが、外資系企業は一般的に日本企業に比べて子育てママの価値を高く見てくれる企業が多いです。
なぜならば、世界では日本よりも多くの育児ママがリーダーとなって活躍しているからです。外資系企業では、子育てしている女性を「仕事とプライベートを両立させている実績がある」「早く帰らなくてはならないからこそ、効率的に仕事ができる」と逆に評価をしてくれる会社が多いです。
また、外資系企業の全ての業種と職種に英語が必須なわけではありません。もちろん英語が求められる仕事も多いですが、英語の読み書きさえできれば何とかなることもあります。ちなみに読み書きの際にはGoogle翻訳という力強い味方がいますので、苦手意識さえなければ問題になることはほとんどありません。今までの経験を活かして外資系企業にチャレンジしたい!というママさんはぜひ登録してみてください。

・ビズリーチ(ハイキャリア特化型)

ビズリーチは他の転職サイトよりも年収の高い求人を主に載せています。登録時に応募者の経歴の審査がありますが、だからこそハイキャリアな応募者に絞った質の良い求人情報に応募することができます。また、ビズリーチに登録しているだけで、企業からの直接スカウトもありますし、経歴を見たさまざまな転職エージェントから声がかかることもあります。高年収とハイキャリアの求人を探すなら、まずはここに登録をしてみましょう。
これらの他にも、withwork、ママリブラなどがハイキャリア向けの転職エージェントです。

正社員勤務を希望するママにおすすめの転職エージェント

ハイキャリアまではいきませんが、働くママ向けに正社員で給与がある程度高い求人情報を持っている転職エージェントは、おもに業種や職種特化型がオススメです。業種や職種特化型は、そのキャリアを持つ人にとって市場価値を高く見てもらえ、かつ経歴を活かした転職活動が可能です。ここでは特化型転職エージェントを業種別・職種別にいくつかご紹介します。

<業種特化型の転職エージェント>
・クックビズ:飲食業界の転職に特化
・Geekly(ギークリー):IT、ゲーム、WEB業界の転職に特化
・Education Career:教育業界の転職に特化

<職種特化型の転職エージェント>
・MS-Japan:管理部門(経理、人事、法務など)の職種に特化
・ナースフル:看護師の転職に特化
・メイテックネクスト:エンジニアの転職に特化
・ランスタッド:製造・工場・物流系の職種に特化

<ママの転職に特化した転職エージェント>
・ママリブラ
・リブズキャリア
・withwork
・リアルミーキャリア

いずれも仕事と家庭の両立できる仕事を大切にしながら支援してくれる転職エージェントです。この中でも業種や職種を絞り込んで探せるようなので、登録をするだけでもオススメします。
ここにご紹介していなくても、あなたの経歴に合う、あなたの市場価値を買ってくれる転職エージェントはあるはずです。職種や業種と「転職エージェント」というキーワードで検索し、ぜひ探してみましょう。

■転職ママのエージェント利用体験記

筆者は新卒で入った会社を家庭と仕事の両立に挫折して退職後、一年間の専業主婦期間を経てから再就職し、正社員に復帰しました。そのあとマネージャーにも昇進し、さらに専門職にもう一度転職をしています。
ここでは筆者が専業主婦から正社員に復帰した時に利用した転職エージェントについてご紹介します。

専業主婦期間とは言っても、筆者は子どもを保育園に入れるために個人事業を立ち上げ、しっかりと子どもを保育園に入れてから転職活動を再開しました。当時は上の子が4歳、下の子が0歳でした。転職活動を始めてから8か月ほどで再就職に成功しています。
その時に利用した転職エージェントはJACリクルートメント(以下JAC)です。なぜここを選んだのかというと、筆者が新卒で入り仕事を辞めるまで勤めていた会社が外資系だったからです。筆者は外資系企業が日本企業よりも男女平等で、一度両立に挫折した筆者であっても活路が見出せることを知っていました。そのため、外資系企業にターゲットを絞ったのです。
JACのサイトからまず登録すると、翌日に担当者からすぐ連絡があり、電話による面談を行うことになりました。JACでは求職者に担当者がつき、さらに応募する企業ごとに担当者がいます。ほかの転職エージェントでは求職者に担当者がつくだけで、応募企業ごとに担当者が変わるわけではありません。JACの売りの一つとして、応募する企業ごとに担当者がつくからこそ、その企業に合わせた書類選考や面接などに役立つという大きなメリットがあります。
電話面談で聞かれたことは、主に下記の7点でした。JACリクルートメント以外にもリクナビキャリア、パソナキャリア、ビズリーチなど、筆者は複数の転職エージェントを利用した経験がありますが、だいたいどこも似たような項目の質問をされています。

・転職する動機
・転職したい業種や職種
・就業が開始できる時期
・希望する勤務地エリアや年収
・希望する働き方(時短勤務を希望するかしないかなど)
・保育園が決まっているか否か
・残業ができるか、出張はできるか

この中で育児ママにしかされないと思われる質問は、5つ目以降でしょう。それぞれ希望によって異なるとは思いますが、4つ目以降の質問について、筆者がどう答えたのか、また答え方やその結果、答えるにあたっての心構えをご紹介します。

・希望する働き方(時短勤務を希望するかしないかなど)

筆者は時短勤務を希望せず、フルタイムでの働き方を希望しました。特にハイキャリアの転職を目指す方であれば、時短勤務は希望しない方がよいです。
「時短勤務は労働者の権利じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。転職するということは、転職者は転職先の会社に貢献をしていません。時短勤務というのは他の社員の方々の助けや協力のもとで成り立つことが多いです。転職してきたばかりの人がいきなり時短勤務を始めるのは、なかなか難しいのが現状です。転職先の会社にもよりますが、少なくとも入社1年間は取れないか、ずっと取れないと考えた方がよいでしょう。
よって、ハイキャリア転職エージェントとの面談では、時短勤務はしないつもりですと答えましょう。時短勤務を希望するのであれば、それができる「時短正社員」の募集や、ママ向けの転職エージェントを探す方がよいでしょう。

・保育園が決まっているか否か

現在パートや個人事業主の方でお子さんを幼稚園に入れている、もしくはご家庭で見ている方など、もしお子さんが保育園に入っていないのであれば、転職活動前に保育園にお子さんを入れるようにしましょう。認可でも認定でも小規模でもプリスクールでも構いません。なかなか難しいケースもあるかとは思いますが、ここで「保育園が決まっていません」と言った場合、転職エージェントも取引先の企業に迷惑をかけないためにお断りされてしまう可能性があるのです。気をつけましょう。
もちろん筆者は決まっていますと答えました。このために個人事業を立ち上げたのです。この質問は転職エージェントだけではなく募集企業側にとっても非常に重要です。採用を決めたとしても保育園が決まらなければ就業は開始できません。つまり、せっかく採用したのに保育園が決まるまでの間、人員に抜けが生じてしまいます。今保育園でない場合は必ず保育園に入れてから転職活動を行いましょう。

・残業ができるか、出張はできるか

職種にもよりますが、筆者の場合はJACリクルートメントからこの質問をもらいました。筆者はこの質問に、具体的に「残業は19時までに〇〇駅に帰れるなら可能、出張は一か月前にわかっていれば可能」と回答しています。
これはハイキャリアでもそうではなくても「残業はできません、出張もできません」とは断言しないようにしましょう。実際に厳しかったとしても、無下に断ってしまっては転職エージェントも渋い顔をするからです。しかしもちろん嘘はいけません。保育園の閉園時間や通勤時間などから残業が難しいママは、たとえば週に二度はパパにお迎えをお願いして、週に二度だけ残業できるようにするなど、対策を考えておくとよいでしょう。
企業との面接でもそうですが、「残業は〇時までならできます」「必要な場合はベビーシッターやファミリーサポートを利用します」「夫に連絡をして可能な限り対応できるようにします」など、難しかったとしても前向きに取り組んでいることをアピールしましょう。それだけで転職エージェントの印象も大きく異なってくるはずです。
出張についてもご家庭によるとは思いますが、たとえば「一週間の出張は難しいですが、一泊二日なら対応ができます」など答えるようにしましょう。実際、「お子さんの一時保育サービス」を行っている自治体は多く、泊まりでお子さんを安全なところに預けられるサービスは実在するからです。「できません」という回答は「やりたくないだけだな」とマイナスに想われてしまう可能性があります。こういった回答はなるべく避けるようにしましょう。
これらの質問に答えた上でJACからいただいた求人は5社ほどでした。JACは求人数を多く紹介するタイプのエージェントではなく、「勝率が高い」ところに絞って少数の紹介をしてくれる会社だからです。
筆者はそのうち3社に応募し、その結果、書類選考で落ちた会社が一社、最終面接で落ちた会社が一社、内定をいただいた会社が一社でした。勝率30%、これは転職エージェントで言えばかなり高い勝率です。また、JACでは面接の練習もしてくれました。何でも相談でき、本当に専業主婦から転職ができるのかと不安になっていた筆者を何度も励まして、正社員への道に戻してくれたエージェントです。
今この記事を読んでくださっているあなたも、よい転職エージェントの担当者さんと出会えることをお祈りしています。

■まとめ

子育てママからの転職はできるだけ早く、かつ優先順位を決め、あなたの市場価値を認めてくれる転職エージェントの特化型に複数登録をしましょう。
もし今迷っているのであれば、とてももったいない時間です。多くの子育てママが転職に成功していますので、不安に思っていることがあったとしても、まず転職エージェントに登録!その上でエージェントの担当者さんに相談をしてみましょう。転職のプロが的確なアドバイスをしてくれます。
子育てママの転職は難しくありません!転職したい気持ちがあるなら前向きにチャレンジをしてみましょう。