子育ての合間に自分磨き!キャリアアップも期待できるママの英語学習

この記事でわかること

・英語を勉強することで得られるメリット

・スキマ時間の活用方法

・英語の資格試験やおすすめの教材について

 

最近はインターネットやSNSの普及により、多くの人が世界中のあらゆる情報を簡単に得られる時代となりました。また日本へやってくる訪日外国人の数は年々増加し、日本から各国へも多くの人がでかけるようになりました。そんな今、改めて語学(英語)の必要性を感じているママも多いのではないでしょうか?

男は外で働き、女は家で家庭を守るといったような考えは古くなり、女性がどんどん社会へ出て活躍できる時代になってきました。そんな現代では、子育てしながらキャリアアップをしたいと思う方も多くいらっしゃると思います。今回は育児ママでも英語を勉強するとこんな良いことがあるんだ!というポイントと、おすすめの勉強方法、英語の資格試験やレベル別の教材を紹介したいと思います。

1.育児ママが英語を勉強するメリット

世界中の人とのコミュニケーションツールとなる英語の重要性は理解できる方は多いかと思います。ではその他にいったいどんな良いことがあるのか?具体的に育児ママが英語を勉強することで得られるメリットを紹介していきます。

■英語学習の時間がリフレッシュに

子育てをしていると、自分のことは後回しで子どもの事ばかり。あっという間に一日が終わってしまう、なんてこともよくあることだと思います。そしてふと「このままでいいのだろうか・・」と不安になったり、社会に取り残されているような気分になってしまっているママも多いのではないでしょうか。

私も育児休暇で子供とずっと家にいたときは、復帰したときちゃんと仕事がこなせるか不安でいろいろな資格試験を検索したりしました。そんな不安を解消するのにも、英語学習は役立ちます。家事や育児など人のためではなく、自分磨きになる英語学習は、前向きで、リフレッシュできるひと時になるのではないでしょうか。

■子供が育つにつれ一緒に楽しめる

また、英語学習は自分のスキルアップだけでもなく、子供にもいい影響を与えると思います。今や保育園・幼稚園から英語の授業が取り入れられています。それほど重要視されている英語学習を一緒に楽しみながら、家庭で取り入れることができたら。子供と一緒に楽しみながら成長できるなんて素敵ですね。

■育児経験と英語能力を合わせることで広がる求人枠

育児を経験し、さらに英語能力を身に着けることで、多くのキャリアの道が開かれていくことは確かだと思います。子供を相手にする仕事や、英語能力を活かす仕事は数多くあります。その二つを掛け合わせた子供向けの英語教室などは、特に需要が高くなる仕事ではないでしょうか。

2、育児ママにおすすめの勉強方法

■スキマ時間の活用

育児ママが英語を勉強することのメリットはわかったけど、そんな時間ない!という方は多くいらっしゃると思います。実際、私も子育てや家事をこなしながら自分の時間を作るということの難しさは痛感しています。でも「この時間を確保する!」と決め、家事や作業を進めていけば少しのスキマ時間を作るのは可能だと思っています。子供がまだ起きてこない、早朝の時間、または夜寝かしつけたあとの時間の30分、1時間を活用して学習の時間にあてる、ということです。

■スキマ時間を作るコツ

日中にめいいっぱい体を動かし昼寝の時間を調整することで、子供はコロンと早く寝てくれます。そういった子供の活動をコントロールする、という工夫もひとつのポイントだと思います!子供のペースに合わせるのではなく、自分のペースに子供達を合わせていく、難しいようにも感じますが、意外とうまくできるかもしれません。ただし、子供にもストレスの与えない範囲で時間をコントロールしましょう。

また、毎日すべての家事を行うのではなく、今日はここの部分の掃除だけ、など一週間くぎりで家事を振り分け、スキマ時間を作るといのもおすすめです。毎日の食事でも一度に買い物をし、副菜などをまとめて一気に調理したり作り置きをすることで調理時間の短縮にもなります。

■目標設定したゴールから逆算した勉強計画

たとえば「一ヶ月後までに、単語100個を覚える!」など目標を設定し、それを達成するためには一日に何個の単語を覚えなきゃいけないか、など具体的な数字を出してみると、より意欲的に学習に取り組めるかと思います。目標を設定することで、クリアした時の達成感が得られ、次の勉強への原動力になります。

■質を重視して時間をかけない学び方

ただ単に勉強の時間の確保だけに必死になるようでは意味がありません。短い時間でいかに効率よく学習できるのか、自分にあった学習方法、教材の選び方も重要なポイントになります。すぐにでも教材を買って勉強を始めたい!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その前に一度どんな教材があって自分に合っているものや目的に沿ったものはどれかなど、探したり考えたりする時間を作ることも重要だと思います。

3、英語の資格試験

■実用英語技能検定

年間約300万人が受けるといわれている日本最大級の英語検定試験です。

「聞く」「話す」「読む」「書く」の四つの技能を筆記、リスニング、面接形式のスピーキングテストで測定します。難易度が1級~5級までの7段階に分かれています。

■TOEIC

TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を検定する試験のことで、世界各国で採用されています。英語を必要とする会社では、TOEICの点数で採用の判断をする所も多いようです。

■児童英語インストラクター

児童英語インストラクター資格は、一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する、小学校英語講師、児童英語講師としてのスキルを持つことを証明する資格です。

4.レベル別おすすめの教材

いざ英語を勉強しようと思っても、何からやればいいの?と悩む方もいらっしゃると思います。簡単すぎる勉強でも意味がないし、難しすぎる勉強では集中力ややる気にもつながらない。やはり自分のレベルを知りそのレベルに合った勉強をする、ということが重要になります。

まずは自分のレベルを見極め、目標を短いスパンで決めながら学習していきましょう。ここではレベル別のおすすめ教材をご紹介します。

■初級

中学校で学ぶ英語は基礎中の基礎になります。初級では中学生レベルの教材を選択するようにしましょう。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」

出典:https://www.beret.co.jp/

「瞬間英作文」とは、簡単な英語をスピーディに、大量に声に出して作るというものです。レベルを段階的に分けてトレーニングしていきます。このトレーニングを続けることで、「知っている英語」が「使える英語」になることを目的として作られている教材です。

「NHKラジオ 基礎英語2 基礎英語3」

出典:https://www.nhk-book.co.jp/

「基礎英語2」は、初~中級のやり直し英語に適した教材です。

「聞く・話す」の応用力アップを身に着けたい方におすすめです。また「基礎英語3」

は中学3年生レベルの英語を身につけたい方向けの教材。表現力と文法力で、使える英語を身につけることができます。

■中級

「究極の英語学習法K/H システム (入門編)」

出典:https://www.gakusan.com/

シャドーイング、スラッシュリーディングなどの同時通訳式トレーニングを素材付で解説しています。TOEIC650以上の中級レベルが対象の教材です。

■上級

「究極の英語学習法K/Hシステム―発展編 ロジカル・リスニング」

出典:http://www.kh-system.com/new_info.html

 

英語の話の組み立て(パラグラフ展開)の特徴を学びます。上級者用の実践的な内容になっています。ビジネスの現場でも通用するTOEIC900超の本格的な英語力を身につける目的で使われる教材です。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?英語学習は、これからの時代の重要な自分磨きの一つだと筆者は感じます。また家事や育児とは少し違った「自分の時間」を作ることは、リフレッシュできたり、前向きな気分にさせてくれる事でしょう。

子育てであわただしい日々を送っている方も、意識してうまく時間を作ることで自分のやりたい事が少しずつ進めていけると思います。

それは自分にとっても子供にとってもプラスになるのではないでしょうか。あくまでも無理のない範囲で、子供達と一緒に楽しく成長していけるといいですね!