【今がシャッターチャンス!】先輩ママから教わる赤ちゃん写真のポイント

お子様が産まれたその瞬間から、どんどん成長する我が子を写真に収めていますか?
言われずとも撮っているわ♪という方も多いでしょう。

そうです、赤ちゃんのこの瞬間は二度とないくらいのスピードで日々様子は変わっていくものです。そんな姿をかわいくて、アイデア溢れる構図で写真に収めて残そう!というウエーブが今、きています。

もちろん、写真スタジオで撮るという選択肢もありますが、「寝相アート」が代表格の自分で工夫して撮影するということこそが、いまどきのママ写真家を生み出しています。
では、今回は我が子専属写真家デビューしたばかりのママたちへ、かわいい赤ちゃん写真撮影のあれこれをお伝えします。

この記事でわかること
1.赤ちゃんの写真の上手な撮り方
2.いまどき、赤ちゃん撮影方法
3.おすすめカメラ情報

読むのに必要な時間は約 7 分です。

 

1. 赤ちゃんの写真撮ってますか?

赤ちゃんが生まれると、なかなか忙しくて、カメラを出して撮るというところまで手が回らない…そんな日々もあるかと思います。でも最近では手軽にスマホで写真や動画が撮れるので、案外普段のショットは撮れているかもしれませんね。

私が赤ちゃんのお世話で右往左往していた時はなかなかカメラとビデオの機械をさわるまでいかず、今思えばもっと撮っておいたらなあ、と思いました。特に二人目以降になると写真の枚数は減る一方…。今や大人の顔に近くなった我が子を見ていると、どんな赤ちゃんの顔だったかしらと、思い出すのに数秒かかります。

現在はデジタル時代なのでアルバムをつくることもあまりないかもしれませんが、ぜひ、これからのママには、かわいい思い出に残るいまどきの写真を撮って欲しいです。後年、本棚の端においてある昔のルバムを手にとる瞬間は必ずやってきます。その時、「こんな写真の撮り方流行ってたなあ」、と思いながら見る写真の感動はひとしおでしょう。

2. 赤ちゃん写真撮り方のコツ


スマホで撮る写真は手軽で良いのですが、わが子の写真は多少構図や明るさがおかしくても、一眼レフやミラーレスなど良いカメラを持っているなら、その機能をキチンと生かしながらステキな一瞬を残せると良いですよね。

赤ちゃんはご機嫌がいつも一定なわけではありません。そんなことも含めながら、アートな本格的写真を自分で撮るコツに迫っていきたいと思います

■音の鳴るものを準備

まずは、赤ちゃんの気をカメラに向けさせるために、しゃんしゃん鳴る鈴やタンバリンを用意。スマホで音楽を鳴らしてみても良いでしょう。2~3種類、音の鳴るものを準備しましょう。

■赤ちゃんと同じ目線で腹ばいになって撮る

赤ちゃんの写真は大人が立ってとる大人目線が自然と多くなってしまいます。
そこを改善して、自分が赤ちゃんと同じ目線まで下げる体制になることが大切。
なんならアリ目線で、ハイハイの赤ちゃんよりも下からのアングルで撮る、これもまた違った趣の写真が撮れます。臨場感のあるかわいい表情が撮れますよ。室内撮影の方が向いているアイデアですね♪

■構図をずらす

赤ちゃんの写真を撮る時、赤ちゃんをフレームの真ん中に持ってくることが多いですよね。それを、ちょっと横にずらして真ん中で撮らないようにしてっみましょう!これがコツ。それだけで、ニュアンスのある素敵な芸術作品的な写真になります。おもちゃが近くにあれば、ちょっと端の方に置いてみてもいい感じに。

■自然光で撮る

自然光で撮ることが上手な方は写真がうまい!といえますね。写真は被写体にあたって反射した光が記録されるという仕組みです。赤ちゃんに当たる光の加減がかわるだけで写真の印象はものすごく変わります。
写真を撮るときに重要な光の入り方は 順光(斜光)とサイド光(側光)と半逆光、逆光の4種類です。

出典:https://photo-studio9.com/

・順光 斜光
順光は、正面側からまっすぐに光が、被写体に当たっている状態です。
一番自然に撮ることができます。失敗も少ないといえるでしょう。
しかし、あまりにも光が強すぎると眩しい顔をしてしまったりして、しかめっ面に撮れることもしばしば。光の強さに注意が必要です。
斜光は正面斜めより光が当たっていることです。これはしっかり被写体をとらえており、かつ顔も自然な表情ができるので被写体側にとっても撮られやすいといえるでしょう。

・サイド光
サイド光は真横から光が当たるように撮影します。そのため光が当たらない部分と当たっている部分がはっきり分かれ影ができます。西日などを使って撮影すれば、陰影がはっきり出るので赤ちゃんがカメラに焦点をあわせず、かっこいい感じのポートレイト風に仕上げるのにぴったりの光でしょう。
露出補正を上手く使わないと、暗すぎたり、白とびしてしまったりとやや上級者向けの光です

・半逆光
これは斜め後ろから光が差し込んでいて、人物撮影ならこれが一番お勧め。顔に影ができないですし、髪の毛が光ってふんわり見えます。背景も明るくなるので写真全体の印象に透明感がにじみ出るのです。
(露出補正で+1~1.7 EVくらい明るく撮るのがポイント。)

・逆光
逆光は真後ろあたりからの光です。半逆光と同じく露出補正で明るめに撮ります。かなりストーリー性のある写真(感動をよんだり、意味ありげな感じを与えられたり)が撮れる光です。
スマホでは出せない感動作を撮りたいならこの光をマスターしたいものですね。

■寝てる間に「寝相アート」

昨今、赤ちゃん写真の定番となりつつある「寝相アート」。これは自宅でも簡単にトライできます。赤ちゃんが寝ている姿を利用して背景に凝ってみたり、赤ちゃんのポーズも寝ている間ですから自由自在。今、ものすごく流行っています。

出典:https://mamari.jp/

手軽なところでは
お布団の上にきれいな色のシーツを敷き、その上におむつなどを使って文字を作成。その中に赤ちゃんを寝かせて、少し高い椅子に上って、カメラを腕で真上まで持っていって、上からぱちり。おむつを使用する時は濃いめの色のシーツを使ったほうが映えるかもしれません。

出典:http://milasdaydreams.blogspot.com/

だんだん大きくなってくると、寝相アートを上手に撮らせてくれなくなることもあるでしょう。なかなかママの思い描いた通りに赤ちゃんがじっとしていてくれないことも。
しかしこの「撮れないなあ」という場面も後から見るといい記念になるもの。ぜひ写真に収めてくださいね!

1シーン2~3枚撮る
赤ちゃんのポーズはまさに気分次第。毎回可愛いポーズを見せてくれる赤ちゃんに、ママは胸がきゅんとしますね。表情はもちろん、赤ちゃんのポーズをたくさん撮るには連射モードもおすすめです。 このくらいの枚数(2、3枚)づつ撮っておくと必ずベストショットがあります。その中から最高の一枚をえらびとりましょう!

3. 撮っておいた方がいいシーン

■赤ちゃんの泣き顔

赤ちゃんのベストショットって笑顔ばかりになっていないでしょうか。赤ちゃんは笑っているときもあれば号泣しているときもあります。後から見返すと笑顔ばかりで、泣き顔ってどんなだったかなと思うものです。ぜひ、泣いている赤ちゃんもぱちりとお願いします。
動画だって、特別な式典や遊園地ばかりでなく家の何気ない日常のようなもののほうが、あの時こんなおもちゃ気に入ってたな、なんて思いだされるものです。

■手や足などの成長過程が分かるパーツ

顔や全体像はかなり多く撮っているのですが、手や足にクローズアップした写真ってなかなか
撮っていません。月齢によってはかなり違ってくるものです。1か月毎に写真に収めて他の写真の間に入れておくと、すごく良い記念になります。

■食べている姿

食事中の姿です。お口の周りをいっぱい汚しながらのお食事風景も、必ず残しておいてあげたいワンシーン。

■お気に入りのおもちゃといっしょに

その時その時に気に入って離さなかったおもちゃと一緒に写真を撮るのも良いでしょう。案外
お気に入りのおもちゃを後からみると、話題の中心になること請け合いです。

■初めての○○

初めてのハイハイ、初めてのボタンはずし、初めてのたっち、初めてのおもちゃ遊びなどなど逃すことのできないワンシーン。これはタイミングもあるので撮り損ねたママは後悔している人が多いです。ママは忙しいですね。

■家族や親戚と一緒に

おじいちゃん、おばあちゃんにだっこしてもらっている姿は後々の宝物に。懐かしく思うママパパに加え、子供自身が大きくなった時にじいじ ばあばの若さにびっくりなんて場面も。
お正月など親戚一同で集まった時に、おじさんおばさん、従妹などめったに会えない人との一枚もかなり思い出の一枚になりますよ。

■誕生日などのイベント

お誕生日、ハロウィン、クリスマス、お正月など一年を通しての色々なイベントでは着ぐるみで
写真を撮ってみたり、寝相アートでイベントのテーマを表現したりと、やはりこの時に写真を撮らない手はないでしょう。気合いを入れてレッツ テイク ア ピクチャー!

■お友達との写真

お友達といってもママがお知り合いになった方の赤ちゃんってことになるのかな。
予防接種を受けに行ったとき、親しくなったママのお子さんとか、児童館で知り合いになったママのお子さんなどなど。

その時、同じ時を過ごした赤ちゃんがきっといるでしょう。
その時の一枚も記念になりますね。あの子は今ころどうしてるかな?など後々の思い出となります。筆者の娘にも赤ちゃん友達がいました。いまだに年賀状のやりとりでどんなに大きくなったか知っていますが、あの頃の写真はかなり貴重だったと改めて思いますね。

■沐浴シーン

沐浴するシーンは必ず撮っておいてほしいシーンですね。ママが沐浴させる場合、洗い終わったあとの産着やタオルの準備は必ずやっておかないと大変ですが、その中にカメラも置いておくとよいですね。

手でカメラを持たなくても良い位置にカメラをセッティング。シャッターを押すだけの用意をしておけば一人で沐浴させていても撮影は可能。また、パパがいるときはもちろんパパの出番ですね。パパが赤ちゃんの沐浴している姿も撮ると良き思いでに。これぞ一定期間しか撮れないシーンでしょう。

■おっぱいを飲んでいるシーン

次にお勧めのシーンはおっぱいを飲んでいる写真です。できれば、乳房と赤ちゃんの顔の至近距離での撮影。おっぱいに吸い付いている小さなお顔やお口が写っている写真は必ず良い思い出の1枚になるとおもいますよ。ママはいつも上からそのシーンを見ていたわけですから、思い出してかんがいにふけることもあるでしょう。

赤ちゃんがどれだけ小さいかがよくわかりますし、母と子のつながりを感じられる一枚に。思春期になったころ部屋の片隅からこの写真を見つけて人知れず涙をこぼす…なんてことにはならないか。笑笑

■あくびの顔

あくびをする顔は予測不可能なだけに、なかなか撮りづらいものですが、そのチャンスに恵まれた時にカメラを運よく手にしていたら、必ず撮ってあげてください。赤ちゃんのあくびは本当にかわいらしいですね。

■兄弟姉妹いっしょにねんね写真

兄弟がいらしたら、いっしょにお昼寝姿なんて素敵です。これもぜひ残してあげたい一枚です。

4. おすすめカメラ

■オリンパス PEN E-PL8 EZダブルズームキット ホワイト

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大型・高精細タッチパネルと180度回転する下開きモニターを採用。下開きのためタッチした指の写りこみを気にせず快適に撮影を行えます →この機能で寝相アートもばっちり。

今、注目のスマートフォンとの連携すて画像の転送、シェア、リモート撮影を可能にしています。Wi-Fi

現在はサクッとスマホに画像転送できなきゃ買う気しませんよねっていうくらい、この機能は大切。

■キヤノン PowerShot SX720 HS ブラック

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一番いい点は,Wi-Fiがあることです。すごく便利! 撮ってすぐタブレットやスマホにに送信出来ますよ。

子育て育児中はなにより、サクッと簡潔が一番。

■CANON キヤノン EOS Kiss X8i ダブルズームキット EOSKISSX8IWKI

●シャッターチャンスを逃さない 最高約5コマ/秒の高速連写
→連写の性能のよさは天下一品。
EOS Kiss X9は、最速で高精度なオートフォーカスがはたらいて、撮りたい物にピントを的確に合わせられます。

このカメラは本気度100%ですね!

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■RICOH 防水デジタルカメラ RICOH WG-50 ブラック 防水14m耐ショック1.6m耐寒-10度 RICOH WG-50 BK 04571

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お値段も2万円台でお手頃価格。防水機能つきは子育て中も大活躍間違いなし。
水深14mでも連続して2時間の水中撮影が可能な防水性能 と氷点下10度まで耐えることのできる耐寒性能 と100kgf の重さに耐える耐荷重構造 なんと高さ1.6mまでの耐衝撃性能 がありますよ。

これだけ丈夫な設計なのでアウトドアに最適!

水中専用 「マーメードモード」を搭載しています。→これは、家族でプールに行った時などに大活躍するでしょう。赤ちゃんとお風呂に入るとき、ママ一人でも赤ちゃん撮影可能に!
晴天の屋外撮影では暗くて見えにくい部分を明るく、夜景撮影ではまぶしさを抑え、環境に応じて簡単に調整可能です。モニターが見やすく快適に撮影可能なのです。

5.まとめ

赤ちゃんの写真はこの先必ず、宝物なるはずです。御多分に漏れず我が家もアルバムは大きくなった我が子自身がよく見たいと言ってきます。自分がどれだけ大切にされてきたのか、どんな赤ちゃんだったのかを知ることは、今の自分の自信にもなるようです。「がんばって寝相アートとかやってくれたんだな」、「私大切にしてもらってたんだ」、など精神の安定にもなっているようです。

ママもせっかくの育児奮闘なら、めいいっぱい楽しんで かわいがって、家族で喜んでいきたい!って思いますよね。そのためにも少し良く写るカメラで、今回習得した、コツを使いながらとっておきの我が赤ちゃんの一枚を、ぜひ撮ってみてください。
ライター名:清水