【どうして寝ないの!?】子供が夜寝ない原因と解決方法を徹底解説!

この記事でわかること
・子供が寝ない理由として考えられること
・子供を寝かせるためにまず実践したいこと
・寝かしつけに使えるおすすめグッズ

 

お子さんは毎晩何時に寝ていますか?子供の成長のため、生活習慣のために早く寝かせなくてはと思っている親御さんは多いかと思います。ところがそんな親の思いとは裏腹に、子供ってなかなか寝てくれないものですよね。今回は、子供が寝ない原因をもとに、その解決方法を探っていきたいと思います。さらに、寝かしつけに使えるおすすめアイテムもご紹介できたらと思います。ママやパパの休息のためにも、お子さんにはしっかり夜寝てもらいましょう!

 

1.子供が寝ない原因

夜寝かしつけをしようと思っても、なかなか寝てくれない。寝かしつけのイメージと言ったら、絵本を読みながら背中をトントン…。「そんな方法じゃ全然寝てくれない!」と出産前のイメージとのギャップに驚かれるママも少なくはないようです。ついイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。そもそも、子供が寝ないのにはどういった原因があるのでしょうか。まずはそこから考えてみましょう!

■体力が余っている

子供は1歳を過ぎて歩き出すようになると、どんどん体力をつけてきます。まだ小さいし、などと思っていては大間違い!もちろん大人と比べるとまだまだではありますが、遊びに関して言うと、大人にも負けないぐらいのパワーを発揮します。遊んでいる最中は疲れにくいものなのです。子供が寝ないという時には、その日の行動を振り返って、体を動かして遊んだり、散歩したりといった活動時間が短いのではという点を考えてみてください。

■昼寝のしすぎ

意外と見落としがちなのが、昼寝の長さについてです。子供が起きてくる時間次第という方も多いようですね。ですが、夜寝ない原因はもしかしたらここにあるかもしれませんよ。午前中たっぷり遊ばせると、昼寝も長時間になりがちです。しかも、子供が寝てくれるとママも家事に時間を取れたりゆっくりできたりと、ついついそのまま寝かせてしまうこともありますよね。ただやはり、1歳、2歳と成長するにつれて、昼寝の時間を調節してあげることも必要になってくるようです。

■朝決まった時間に起きない

無理やり起こすのは可哀想かなと、つい寝かせてあげてしまうママも多いかもしれませんね。ただやはり、規則正しい生活を送るためには、1日のスタートである起床の時間をきちんと固定していく必要がありそうです。始まりの時間が遅くなると、その先のすべてのスケジュールがずれてしまいますからね。

■晩御飯やお風呂の時間が遅い

これはパパの帰宅時間を待っているために起こってしまうことかもしれません。父と子の触れ合いも大切にしたいし、お風呂などを任せることでママにとっても束の間の休息となりますからね。ただ、お腹いっぱいの状態ではなかなか寝付けないものですし、お風呂で体が温まった状態すぐではやはり寝付けないものです。就寝時間に合わせて調節が必要となってくるでしょう。

子供が寝ない原因について、いかがでしたか?当てはまる項目はありましたか?子供が寝なくて困っているという場合には、まずは思い当たる原因を探ってみましょう。例えば、昼寝の時間を短くするだけで夜早く寝てくれるようになった、なんてラッキーなこともあります。もちろん逆も然りですので、ひとつずつ考えられる理由を改善していきましょう!

2.子供を夜寝かせるための方法

原因について考えてきましたので、それをもとに改善策についてもご提案していきたいと思います!ご家庭の環境に合わせて、無理せず取り組んでみてくださいね!

■一定の時間に早起きさせる

朝が苦手なママもいるかもしれませんが、まず基本となるのはやはり「早起き」ではないでしょうか。単純に考えて、30分早く起きれば30分早く寝るという計算になります。何よりも規則正しい生活リズムを付けていくことが大切ですので、まずはママとお子さんが無理なく起きられる時間で固定させていきましょう。スッキリ起きられなくても、カーテンを開けて太陽の光を浴びてみる、好きな音楽をかけてみる、といった工夫をしてみてはいかがでしょうか。決まった時間に起きるようになってきたら、早起きを目指して時間調整していきましょう!

■日中は外遊びさせる

いかに日中、子供に体力を使わせるかも大きな要となります。お天気の良い日には、散歩をしたり公園で遊ばせたりと、なるべく外に出て活動しましょう。午前中に太陽を浴びて体内時計を調整することは大人にも有益です。ママも一緒に気持ちよく過ごせると良いですね。子供の基礎体力づくり、人間関係の築きにもつながりますので、外遊びにはメリットがいっぱいですよ!

■お昼寝に最適な時間と長さ

早目の就寝に向けて時間を調整するならば、お昼ご飯を食べて午後1時頃には昼寝を開始させたいところです。そして1~2時間程度を目安にしておくと、夜寝る時間に影響しないかと考えられます。ただし昼寝の時間はどうしても個人差があるものなので、お子さんの様子を見ながら調整していってくださいね。どうしてもグズグズと起きられないという場合には、例えば3時のおやつにお子さんの好きなものを用意したり、お子さんの好きなアニメをかけてあげたりしても良いかもしれませんね。

■昼ごはん・晩御飯・お風呂のタイミングを早める

就寝時間を早めるならば、その前の予定も早めていく必要がありますよね。遅くとも午後9時の就寝を目標に、お風呂、晩御飯、昼ごはんのタイミングを逆算して時間を考えてみましょう。毎日の生活の目安として、ある程度スケジューリングしておくと良いでしょう。もちろん時間に縛られ過ぎる必要はありませんので、何かイベントごとやお出かけの予定がある日には柔軟な考え方をすることも大切だと思います。

■子供が眠りやすい環境を作る

晩御飯、お風呂が終わった後は、子供が眠りやすい環境をつくってあげましょう。環境づくりと言っても大掛かりなことではありません。テレビを消したり、スマホやタブレットを触らないようにしたりということがいちばん重要です。特に近年、寝る直前までスマホやタブレットで遊んでいるために就寝時間が遅くなるというケースが増えているようです。そういったものも含め、子供が興奮してしまうような遊びも避ける必要がありそうです。絵本を読むなどして、家族みんなでゆったりとした夜の時間を過ごせるのが理想的ですね。

子供を夜寝かせる方法について、いかがでしたか?すべてのベースにあるのは、やはり「規則正しい生活」という点です。ご家庭の生活スタイルもあるので、あれもこれもと取り入れるのは難しいでしょう。お子さんが寝ない原因に当てはまりそうなことから、もしくは、まずはすぐにできそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。

3.寝ないことにイライラしないために


子供が寝ないためにママがイライラ、そしてついパパに八つ当たり。なんてよくあるパターンではないでしょうか。「早く寝なさい!」と怒ってしまうと、子供は余計に寝ないものですし、声に出さなくとも、イライラの空気を子供は敏感に察知してしまいます。このような悪循環を避けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

■あえて諦め、寝ない場合のスケジュールを考えておく

子供にとって眠りやすい環境づくりをしていても、本当に寝ないことってありますよね。そんな時は、もう寝かせるのを諦めてしまうのも一つの手です。分かっていても難しいとは思いますが、いつかは寝るだろうと大らかな気持ちでいることが大切です。そうすると、案外思っていたよりも早く寝てくれたりするものですよ。すぐに寝かせることは諦めて、とことん遊びに付き合ったり、時には一緒に寝てしまったりするのも良いかもしれませんね。

■夫婦の協力で対処する

子供が寝そうなタイミングでパパが帰宅して目が覚めたといった経験はありませんか?また寝る直前でなくても、パパの帰宅によって子供が興奮してしまいなかなか寝付けなくなったということもあるかもしれませんね。そういったケースが多々ある場合には、ご夫婦で相談してパパの帰宅時間を調整するのも大切かと思います。少し時間をずらして子供が寝てから帰ってきてもらう、もしくは、パパが睡眠導入の役割になるといった方法があるでしょう。後者については、例えばパパとおやすみの挨拶をしたら寝る時間だというパターンづくりをするということです。いずれにせよ、「子供の寝かしつけは大変」という共通認識を持ったうえで、夫婦で協力することが大切です。

当たり前のようなことですが、なかなか難しいのが「イライラしないこと」です。特に子供のイヤイヤ期や、おしゃべりを始めて自我も芽生えてくると余計にイライラしてしまうこともあるでしょう。そういった気持ちを抑えるには、ダメな時はダメだと潔く諦めてしまうことです。後回しにできる家事や用事は次の日にまわすなどして、早く寝かせるのを諦めて、お子さんに付き合ってあげましょう。また、休日などには子供の寝かしつけをパパに任せて、その大変さを知っておいてもらうことも大切です。そのうえで、普段から夫婦で協力してお子さんを寝かせられると良いですね!

4.おすすめの寝かしつけグッズ

生活習慣を見直しつつ、寝かしつけグッズを上手く取り入れてみましょう!専用の商品でもそうでなくても、寝かしつけグッズを用いることのメリットは、おやすみの儀式が決まっていくことです。それを使い始めたら寝る時間なのだと子供が無意識に反応し、そして就寝時間というものを認識していくようになります。ここでは3つご紹介しておきますね。

・ホームシアター
人気のグッズと言えばこれ!子守唄、オルゴールやクラシックなどの音楽とともに、天井いっぱいに映像が映し出されます。子供がそれを見るのが楽しみになると、寝室に連れていきやすいというメリットもあります。

・心音や音楽が聞こえるぬいぐるみ
よく赤ちゃんはママの胎内で聞いていた心音を聞くと安心すると言いますよね。心音や子守唄などの音楽が聞こえてくるぬいぐるみと一緒に寝かせると良い睡眠導入になりそうです。また、赤ちゃんの頃からそのぬいぐるみを使用していると、幼児期に入ってもそれを抱くと安心して眠れるといったことが期待できます。

・絵本
最近では、睡眠導入に特化した内容の絵本も発売されていますよね。そういったものを取り入れてみても良いでしょう。また、絵本は寝かしつけのためだけでなく、子供にとって様々な良い効果があるのは皆さんご存知かと思います。日中はゆっくり時間を取って読んであげるのが難しいという場合には、就寝前を絵本の時間と決めてしまってたくさん読んであげられると良いですね。

代表的な寝かしつけグッズをご紹介してきましたが、お子さんが安心して落ち着ける環境づくりができるものを使ってあげられると良いかと思います。できればスローテンポの音楽CD、お気に入りのタオルケットやおもちゃなど、お子さんならではのおやすみの儀式づくりをしてみましょう。

5.まとめ

子供が寝ない理由、その解決法、さらに寝かしつけグッズをご紹介してきました。まずは日々の生活を振り返って、お子さんが寝ない原因を考えてみてはいかがでしょうか。規則正しい生活ということを基本的な考えとして、寝ない原因と考えられるものを解消していきましょう。寝かしつけグッズを取り入れて、子供が睡眠モードに入る儀式を固定化していくことも有効かと思われます。ただしどうしても寝ない時には、無理に寝かせることは諦めて、お子さんとゆっくり過ごす夜の時間を楽しめると良いですね。

ライター:槌谷