【使い分けが当たり前!】抱っこ紐は新生児期から使いこなせ!

この記事でわかること
・抱っこ紐は新生児期から使える。使えるのは外出時だけではない!
・抱っこ紐選びのポイント
・オススメの抱っこ紐

「新生児期から抱っこ紐は必要なの?」「抱っこ紐ってどんな風に使うの?」「抱っこ紐ってどうやって選べば良いの?何が良いの??」なんとなく抱っこ紐は必要だとわかっていても、初めての育児だとピンと来ないことがたくさんありますよね。
新生児期から、どんな場面でどんな風にどんな抱っこ紐が活躍するのか、経験者しか知らない抱っこ紐選びのポイント、オススメの抱っこ紐をご紹介します!

1.抱っこ紐はいつ頃から必要?


出典:https://babybjorn.jp

抱っこ紐でお出掛けしているママは街中にあふれています。私の知る限り、抱っこ紐を持っていないママはいません。育児の必需品です。
では具体的にいつから必要になってくるのでしょうか?
まずは、赤ちゃんが産まれてから出掛ける機会がどのくらいあるのか見てみましょう。

【生後2ヶ月以内のお出掛け】
・2週間健診
・1ヶ月健診
・里帰りから自宅に戻る
・予防接種
・お宮参り

こう見ると少ないですが、本当にそれだけでしょうか?
いえいえ!とんでもない。これはあくまで赤ちゃんメインのお出掛け。
里帰りから自宅に戻ると、日々の買い出しが必要になります。最近ではネットスーパーなどの宅配サービスも充実していますが、私はほとんど毎日抱っこ紐で出掛けていました。

お出掛けが本格派するのは生後1ヶ月以降ですが、新生児期も母乳外来に通うなど思わぬ外出が何度かありました。
そして、実は抱っこ紐が使えるのは外出時だけではありません!

私は第二子出産前に、新生児期から使えるスリングを買い足しました。
なぜかというと、24時間体制の授乳、長時間の抱っこに備えて、少しでも体の負担を軽減したかったからです。外出時だけではなく、家の中でも抱っこ紐は活躍します。

抱っこ紐がいつから必要かと聞かれれば、ズバリ新生児期からです!
今、新生児期から使える抱っこ紐はとても増えています。
是非、新生児期をカバーした抱っこ紐を1つ準備することをオススメします。

ちなみに我が家では、家では装着が簡単なスリング、出掛けるときには両手が空いて安定感のある抱っこ紐。新生児期から2つを使い分けていました。

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2.抱っこ紐を使う抱き方

■新生児からできるおすすめの抱き方

抱っこ紐を使って新生児期から可能な抱き方を、タイプ別にご紹介します。

【スリングタイプ】


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まん丸く抱っこができ、母子密着するので、お母さんも赤ちゃんも安心感があります。
ただ、新生児期のスリングはコツが必要で、赤ちゃんの良いポジションを探すまでに時間がかかりました。でも一度しっくり来れば、装着自体は簡単だったので大活躍しました。
スリングに入ると、すぐに泣き止んでそのまま寝てしまうことも多かったです。

【縦抱っこタイプ】

出典:https://babybjorn.jp

首すわり前の新生児期から使える抱っこ紐も最近はとても増えています。
慣れるまでは装着に少し手間取りますが、首を支える必要がなく、両手が空くので、お出かけにとても便利です。
新生児はふにゃふにゃなので最初は「苦しくないかな?」と心配でしたが、どうやら結構快適なようで、こちらもほとんど泣かずに寝てしまうことが多かったです。

【横抱っこタイプ】


出典:http://www.combi.co.jp

私は使用したことはありませんが、1ヶ月健診で見たときは、安定感抜群でした。携帯のベビーベッドみたいな感じ。
そのまま床に置いて、オムツ替えなどもできるようです。移動中に寝ても、起こさずこのまま置けるのもメリットです。

■生後3~5か月からできるおすすめの抱き方

首が座ると、抱っこ紐での抱っこのバリエーションも広がります。

【対面抱っこ】


出典:http://www.ergobaby.jp

王道ですね。抱っこ紐といえばこれ。
顔が見えるし密着感でママも赤ちゃんも安心です。気が付けば寝てしまっている赤ちゃんも多々。
赤ちゃんだけではなく、2歳くらいのお子さんでもこうやって抱っこ紐で抱っこされているのを見かけます。

【前向き抱っこ】


出典:https://babybjorn.jp

私は未経験ですが、見かけるととっても微笑ましいのがこちらの前向き抱っこです。赤ちゃんも視界が広くて嬉しそうです。
前向き抱っこは主に5ヶ月以降からの推奨とされているようです。

【おんぶ】

出典:https://www.babywearing.jp

おんぶは生後4ヶ月頃、健診などでしっかり首が座ったのを確認してもらってからOKと言われています。
赤ちゃんが背中側にいるので、両手を使った作業がしやすく、グズったときに背負って家事をすることができます。お出掛けやお買い物もおんぶというママも。
ちなみに私もおんぶ専用の抱っこ紐を持っています。

3.抱っこ紐の選び方

毎日使うことになるかもしれない抱っこ紐、どうやって選べば良いでしょうか?

■パパやママの身長や体格に合ったサイズを選ぶ(サイズ調整可能なもの)

出典:https://www.cuseberry.com/

抱っこ紐をメインで使うのはママです。ですが、家族でお出掛けするときにはパパも抱っこ紐を使います。
我が家も、平日は私、休日は主人が抱っこ紐を使うので、調整可能な抱っこ紐を二人で使いまわしています。
私と主人の体格差はありますが、特に問題なく使えています。簡単に調整できるので、1つを共有していてもそれほどストレスはありません。

共有を前提とした、サイズ調整可能なもの、デザインもユニセックスな物がオススメです。

■肩や腰への負担が少ないもの

長時間の移動や買い物など、1番メインで使うことになる抱っこ紐は、腰、肩、背中、3点に重さを分散できる物がオススメです。
代表的なものだとエルゴですが、各メーカーから1番いろいろな商品が出ているので、実際に店舗で試着したり、口コミを参考にしたり、これだという抱っこ紐を探してみてください。

■装着や取り外しが簡単


出典:https://www.felissimo.co.jp

サブとして持っておきたいのがこのタイプです。
装着が簡単で、コンパクトに折りたためるのがポイント。
例えば、ベビーカーでお出かけするときに、下のカゴに入れておいて、グズったらさっと取り出して抱っこに切り替えることができます。
家の中でもちょっとグズったときに使えます。
短時間使いがオススメです。

子どもがもう少し大きくなって、自分で歩くようになって、抱っこ紐もベビーカーもそれほど使わなくなったときにも、保険的に携帯できるので便利です。

4.おすすめの人気抱っこ紐ランキング

1位 エルゴ ベビーキャリア アダプト

出典:http://www.ergobaby.jp

人気で言えばダントツエルゴです。
はっきり言ってみんなエルゴ。最初から最後までこれ一本のママも多数。
デザインも豊富で、みんなエルゴなのに、そうそう被りません。
こちらのアダプトは首すわり前のインサートが不要なタイプ。インサート装着の手間は長年エルゴのネックだったので、それが解消されたことは大きいです。

2位キューズベリー おんぶ抱っこ紐インナーメッシュ

 

出典:https://www.cuseberry.com

日本製の抱っこ紐です。
私は小柄なため、エルゴが体格に合いませんでした。あと、体が固くてエルゴの背中のベルトが止められず。
こちらは前面のファスナーで赤ちゃんを出し入れするので、体が固くても大丈夫です。

珍しいのか、必ず「かわいい」「どこの?」と聞かれます。
代表的なデザインはデニム地ですが、それ以外のラインナップもかわいいです。

3位ベビービョルン ベビーキャリアMINI

出典:https://babybjorn.jp

首すわり前の新生児期から使える抱っこ紐と言えばビョルン。
個人的には腰ベルトのあるモデルは価格も高いので、短期間の使用を見込んで、比較的安価なMINIがオススメです。
こちらは12ヶ月まで使用可能。前向き抱っこもできます。

4位ベッタ キャリーミープラス

出典:https://www.betta.co.jp

私が第二子用に買い足したスリングがこちらです。
生後3ヶ月までの「置くと泣く」時期をこれで乗り切ったと言っても過言ではありません。
ベルトの長さを3段階で調整でき、装着も簡単なので、主人も愛用していました。
かさばらないし、汚れたらネットに入れて、他の洗濯物といっしょに気軽に洗えるのもポイントです。

5位ラクーナ ダクーノ

出典:http://www.la-cunahonpo.com

私が第一子のとき、最後まで使った抱っこ紐がこれでした。
サイズ調整ができないのがネックですが、軽くてコンパクトで装着も簡単。
家でグズったときにさっと抱っこできますし、出先にも携帯でき重宝しました。

5.まとめ

出典:https://www.cuseberry.com

第一子出産前に、私が抱っこ紐を選んだポイントは、「新生児期から長く使えること」でした。
しかし、娘の体重が増えていくごとに体に負担がかかり、出かけることがすごくストレスになって、気持ちがふさぎ込んでしまった時期がありました。
そして私は、娘の抱っこ紐卒業まで、5つの抱っこ紐を購入し、使い分けることになりました。
抱っこ紐は毎日使います。そして、赤ちゃんは毎日成長します。
その時期、その用途に合った最適の抱っこ紐を選ぶことが、赤ちゃんとママが1番ストレスなく過ごせるポイントだと感じています。
是非、いろんな抱っこ紐を試してみてください!

ライター:平