子育て中の皆さん、ボンベイさんってご存知ですか?
ボンベイさんは、子育てについての悩み、日常で感じたことや気付いたことをインスタグラムやツイッター、自ら運営しているサイトなどで発信されている女性です。
投稿のどれもが子育てをしている方から多くの共感を得ていて、インスタグラムのフォロワーは現在約7万9千人とハイペースで増えています。
そんなボンベイさんが、初の書籍『家事なんて適当でいい!』を2019年6月27日に発刊されます!
しかも書籍の初版印税は、孤立した親、虐待された子どもを支援している団体へ全額寄付されるとのこと。
そこで今回、子育て中でもあるライターのわたしが、ボンベイさんに活動のキッカケや、ボンベイさんが著書に込めた想い、この記事をご覧になっている皆さんへのメッセージなど、色んなお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください。
1 ボンベイさんについて
2 ボンベイさんの著書
3 ボンベイさんからのメッセージ
読むのに必要な時間は約 8 分です。
目次
1.『家事なんて適当でいい!』
--6/27発刊の著書『家事なんて適当でいい!』について、ボンベイさんが著書に込めた想いをお伺いできないでしょうか?

2.著者・ボンベイさんについて

活動名:ボンベイ
沖縄県出身
会社員
改めてまして、ボンベイさんについてご紹介します!
そもそもボンベイさんの名前の由来は、おばあさまが経営されていたスナックの名前が「ボンベイ」だったそうで、
「ブログ名『すなっくボンベイ』もペンネーム『ボンベイ』も、名前診断で最高の結果(大吉しか出ない)が出たので、そのまま使った」とのことです!
そしてボンベイさんは、5歳の長女と2歳の双子の女の子のお母さんです。3人の子育てと仕事を両立する「働くママ」でもあります。
子育てにおいて、最重要ミッションは「死なせない」!
無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSなどで発信されています。
投稿は早くから世のお母さんから支持されて、インスタグラムのフォロワーは2カ月で4万人以上、2019年6月現在では約7万9千人、ツイッターのフォロワーは約1万7千人。
SNSだけではなく、様々な媒体で活動されています。
3. ボンベイさんに聞いてみた!
■子育てで大切にしていること
--ボンベイさんが子育てにおいて、心がけていることなどはありますか?

・家族全員が笑顔でいられることを最優先する
・子どもはもちろん、親である自分も大切にする
・理想の高い完璧主義を手放す
この3つを意識しています。
自分自身が「完璧な母親」「完璧な妻」「完璧な嫁」を目指して潰れてしまった経験があるからです。
あの頃と同じやり方や考え方をしていたら、子どもも私たち夫婦もまた潰れてしまうかもしれない。
完璧主義はもうやめよう。本当に大切なことだけに力を注いで、あとは力を抜こう。今度こそ家族みんな笑顔で暮らせるような育児をしよう、と決めました。
■活動のキッカケ
--ブログやSNSなどへの投稿をされるようになったのは、どんなキッカケがあったんですか?

すると、サイト自体にも反響はありましたが、それよりも「双子を育てながらどうやってプログラミングを学んだの!?どうして自分の時間を取れるの?」という質問が多くきて、自分なりの子育て法をまとめてツイートしたところ、拡散。
そのことをきっかけに、「もしかしたら昔の自分のように苦しんでいる人がたくさんいるのかもしれない」と気づき、子育てについて情報発信をするようになりました。
■「おばあちゃんに懐くのがイヤ」
--「おばあちゃんに懐くのがイヤ」という投稿を拝見して、強く共感し思わず泣いてしまいました…。ライターのわたしは、数年前に娘に発した発言でとても後悔していることがあります。同じ経験をされている読者の方もいらっしゃると思いますので、ボンベイさんの気持ちの保ち方などをお伺いしたいです。

ことばの影響力って、すごく大きいと思っているので、この出来事はとても後悔した出来事でした。
そして、私はまだまだ人間的に未熟なので、その他にも、後悔や反省することばかりです。
子どもと接する上で、一つ忘れないようにしていることが「親子でも夫婦でも友人でも、人間関係はすべて同じ」ということです。
どんなに幼い子どもでも、相手は一人の人間であることを忘れないようにしていて、間違ったことをすれば謝り、そのあとの行動で誠意を示せるように努力しています。
「大人だって間違うことはある。みんな完璧じゃないんだよ」
ということを知るのは、子どもにとってもプラスになるだろうとポジティブに捉えています笑
「子育ては自分育て」という言葉を胸に刻み、子どもと一緒に、私自身も成長していきたいです。
■ボンベイさんからのメッセージ
--子育て家庭の読者様に向けて、他にもお伝えしていただけることがありましたら是非お願いします!

小さなわんぱく怪獣を死なせずに育てているだけで、もう自分自身におっきな花マルをあげていいです!だって本当に大変ですもん!
だからこそ、大変なことや失敗はガハハと笑い飛ばして、思いっきり楽しんじ ゃいましょう!
4.まとめ
この記事を読むなかで、多くの方はボンベイさんの投稿もご覧になったのではないでしょうか。
わたしはボンベイさんの「おばあちゃんに懐くのがイヤ」という投稿を見て、改めて親であるわたし達の気持ちの持ち方が、子どもへの関わり方に影響してるのだということに気づかされました。
子育てをしていると、
「なんで私だけ?」
「なんでわかってくれないの?」
などというネガティブな気持ちって溜まってきてしまいますよね。
そして、子育ての悩みを誰かに相談できない状況の方も多くいらっしゃると思います。そんな時は一度立ち止まり、自分の気持ちと向き合いましょう。
子どものためにも、わたし達自身の気持ちも大切に。
ボンベイさん、ご協力ありがとうございました!
ライター名
山石/Yamaishi
はじめは、「私は育児の専門家でも、教師でも医師でもないのに、書いてもいいのだろうか…」という葛藤もあったのですが、今現在、育児に奮闘中のただのいち母親だからこそ書ける本があるかもしれない。
最重要ミッション「死なせない」をテーマに、どうすれば家族みんな笑顔で楽しく暮ら せるか自分自身が試行錯誤した内容を書こう!と決めました。
適度に育児や家事の力を抜けるようになって気づいたことは「親である私が笑顔でなければ子どもを笑顔にすることはできない」ということです。
自分のことも大切にできるようになってはじめて、心から我が子のことを愛おしいと思えるようになったんです。
「死なせない育児」は、子どもはもちろんですが、親である自分自身の心と身体も死なせない、という意味を込めています。
だから、子どものためにも、お母さんである自分をもっともっと大切にしてほしい、という強い思いで本を作りました。
私自身が 120%完璧で、理想的な育児情報に振り回されていた過去があったからこそ、 いわゆる「理想的で完璧な育児・暮らし方」は書いていません。
もし、この本が育児がつらくてしんどくて、頑張りすぎて心が疲れてしまっているお母さん達の心をふっと軽くできるような、そんな存在になってくれたら本当に嬉しいです。