≪安心安全の赤ちゃん日焼け止め≫選び方とおすすめ商品ランキング5選

この記事でわかること
・赤ちゃん用日焼け止めの選び方
・おすすめの日焼け止め商品5選
・赤ちゃんへの日焼け止めの塗り方とポイント

 

暖かい季節がやってきて外出の機会が増えると、赤ちゃんの日焼け対策が気になりますよね。まだ、大人より肌が弱く、敏感な赤ちゃんにはどのような日焼け止めを選べば良いのか迷ってしまいます。

そこで今回は、赤ちゃんの日焼け止めについて、いつから塗り始めても大丈夫なのか、どのような日焼け止めを選ぶと良いのか、そしてその効果的な塗り方までご紹介します。ぜひ、赤ちゃんを紫外線から守るための参考にしてみてください。

 

1. 赤ちゃんはいつから日焼け止めを塗り始めても大丈夫?

出典:https://mamagyutte.jp/

日焼け止めは、月齢が低い頃から使えるものが存在します。必ず、「ベビー用」と記載のある日焼け止めを選んであげましょう。そして、そのパッケージに表記されている使用開始可能月齢を確認してください。

ただし、必要に迫られない限り、生後3ヶ月未満での日焼け止めの使用はおすすめしません。日焼け止めには、紫外線吸収剤という赤ちゃんの皮膚に負担のかかる成分が入っており、それに対してアレルギー反応を起こす場合があるからです。

つまり、生後3ヶ月頃までは、日焼け止めが必要なほどの長時間の外出や日差しが強い時間帯のお出掛けは避けるべきだと言えます。どうしても外出しなければならない時は、なるべく日陰を選んで移動したり、ベビーカーにサンシェードやUVカット機能のある薄い布を付けるなどして日陰を作ってあげると良いでしょう。

■そもそも、赤ちゃんに日焼け止めは必要?

昔は、赤ちゃんが太陽光で日光浴を推進されていました。しかし、近年の地球温暖化やオゾン層の破壊により、昔より強い紫外線が直接わたしたちの身体に降り注ぐようになってきました。そして、赤ちゃんの頃に強い紫外線を浴びすぎると、そのダメージが蓄積され、10年以上経ってからシワやシミ、免疫力の低下や皮膚ガン、白内障などの病気にかかるリスクが高くなることが分かっているのです。

これを聞くと、赤ちゃんの紫外線対策はとても重要だということが分かりすよね。20分以上外出する場合には、赤ちゃんにも日焼け止めが必要だと考えておきましょう。

2.赤ちゃんに安全な日焼け止めの選び方

■成分表を見て、肌に負担の大きい成分は避ける

赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際には、裏面に記載の成分表をしっかり確認しましょう。
赤ちゃんの肌にとって負担の大きい成分は避けるべきです。合成界面活性剤や防腐剤、合成ポリマー、窒素化合物、香料などが不使用なものを選ぶと良いでしょう。

無香料、無着色、アルコールフリー、オーガニックなどと記載のある商品がおすすめです。

■紫外線吸収剤不使用の「ノンケミカル」を選ぶ

日焼け止めの成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つがあります。ケミカルを使用している紫外線吸収剤は紫外線カット効果が高い分、肌への負担が大きいため、デリケートな赤ちゃんの肌への使用は避けるべきです。紫外線散乱剤を配合した商品を選びましょう。

ノンケミカルは紫外線をカットする効果は低いものの、肌には低刺激なので赤ちゃんにはピッタリです。赤ちゃんの頃は、お手掛けが短時間になることが多いと思うので、強力なケミカルタイプは必要ないでしょう。ですから、「ノンケミカル処方」と表記のあるものを選んでおくと良いです。

■SPFとPAって何?どれくらいが赤ちゃん用の目安?

日焼け止めを選ぶときによく目にする、SPFとPAというローマ字ですが、なんのことかご存知でしたか?これらは、日焼け止めの紫外線防止効果を示す数値となっています。SPFとは、日焼け止めの効果をどれぐらい長い間持続できるのか、という効果時間を表しています。それに対しPAとは、どれだけの紫外線防御効果があるのか、という日焼け止めの強さの度合いを表しています。

赤ちゃんの肌のためには、SPFやPAの数値が高いものではなく、肌に優しいものを選び、必要があればこまめに塗り直してあげることが大切です。

赤ちゃん用の目安としては、SPF10〜20のもの、PA+〜++を基準に、それより少ないものが適しています。

■塗りやすさや落としやすさも視野に入れながら一番は安全性

柔らかなテクスチャーで伸びの良いタイプは、全身に塗り広げやすいので使いやすいです。日焼け止めの成分をしっかり落とせていないと、赤ちゃんの肌トラブルを起こす原因になります。なので、お湯で簡単に落とせるタイプの日焼け止めを選ぶことをおすすめします。また、日焼け止めを落としたあとは、赤ちゃんの肌への保湿も忘れないでくださいね。

大人用の日焼け止めを薄く塗れば良いと考えるママもいるかもしれませんが、安全のためにも、ベビー用で、赤ちゃんの肌への刺激が少ないものを選んで塗ってあげてください。

ただし、ベビー用といっても、全ての赤ちゃんに合うわけではありません。肌荒れやアトピー体質の赤ちゃんには、市販のものを試す前にかかりつけの小児科や皮膚科で相談してみてくださいね。

ベビー用の日焼け止めは、塗りやすさや落としやすさも大切ですが、やはり一番は赤ちゃんの肌に合った安全なものを選ぶことが重要です。

3.おすすめの赤ちゃん用日焼け止め5選

最近は、赤ちゃん用の日焼け止め製品が多数発売されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、ママたちの口コミが高く、おすすめの赤ちゃん用日焼け止めランキングをご紹介します♡

第5位 ママバター UVケアミスト アロマイン

出典:https://item.rakuten.co.jp/

天然の保湿成分であるシアバターを配合しているので、スキンケア効果も兼ね備えたUVカットミストです。スプレータイプでさっと伸びるので肌馴染みが良く、顔、身体、髪にも使えます。ハーブの香りのする日焼け止めで、同時に虫除けの効果も期待できます。

【価格】1,565(税込)
【使用可能月齢】記載なし
【成分の安全性】合成化学成分不使用
【ノンケミカル】○
【SPF、PA】SPF20、PA ++
【テクスチャー】ミストタイプ
【落とし方】お湯で落とせる

第4位 パックスベビー UVクリーム

出典:http://www.taiyo-service.co.jp/

こちらは、ノンケミカル、合成界面活性剤不使用、無添加、無香料、無着色なので赤ちゃんの肌に安心して使えるということで人気です。マカデミアナッツ油、カミツレエキスが配合されており、乾燥から守ってくれる点も高評価です。コンパクトサイズで持ち運びしやすい日焼け止めです。

【価格】648(税込)
【使用可能月齢】記載なし
【成分の安全性】合成化学成分不使用
【ノンケミカル】○
【SPF、PA】SPF17、PA+
【テクスチャー】クリームタイプ
【落とし方】石けんで落とせる

第3位 UVベビー ウォーターミルク

出典:https://products.pigeon.co.jp/

SPFとPAの数値が低めに作られていて、価格も手頃なので普段のちょっとしたお出掛けの際に使うのに最適です。ウォーターベースで水のようにサラッとしているので、ベタつきがなく、白く残りにくい仕様になっています。0ヶ月から使え、アレルギーテスト済みの商品ですが、口コミによると肌荒れした赤ちゃんもいるようなので、念のためパッチテストをしてから使うと安心です。

【価格】522(税込)
【使用可能月齢】新生児から
【成分の安全性】低刺激
【ノンケミカル】○
【SPF、PA】SPF15、PA++
【テクスチャー】乳液タイプ
【落とし方】石けんで落とせる

第2位 エルバビーバ チルドレンサンスクリーン

出典:http://www.johnmasters-select.jp/

化学成分を一切使用していないので、身体に塗った日焼け止めを舐めてしまっても無害で安心です。すぐに自分の指を口に入れたり、なめたりしてしまう赤ちゃんにぴったりですね。低刺激で、赤ちゃんの肌に優しいのも特徴。また、日焼け止めには珍しいオーガニックラベンダーとカモミールのエッセンシャルオイルが配合されていて、良い香りがします。クリームでやや硬めのテクスチャーですが、手の平でよく伸ばしてから肌に付けると綺麗に塗れますよ。

【価格】3,240(税込)
【使用可能月齢】生後6ヶ月から
【成分の安全性】オーガニック
【ノンケミカル】○
【SPF、PA】SPF30、PA+
【テクスチャー】クリームタイプ
【落とし方】石けんで落とせる

第1位 アロベビー UV&アウトドアミスト

出典:http://www.alo-organic.com/

ミルクローションでお馴染みのアロベビーから発売されている、ミストタイプの日焼け止めです。これ一本で、虫刺されと日焼け止めの両方を同時に防ぐことができる万能商品です。ミストなので、塗り広げやすいサラサラのテクスチャーが特徴で、全身に使用可能です。また、石けんではなくお湯で簡単に落とせてしまうところもママたちに人気の理由です。

【価格】2,538(税込)
【使用可能月齢】新生児から
【成分の安全性】オーガニック
【ノンケミカル】○
【SPF、PA】SPF15、PA++
【テクスチャー】ミストタイプ
【落とし方】お湯で落とせる

4.赤ちゃんへの日焼け止めの塗り方

赤ちゃんの日焼け止めを塗る量は、大人と同じでいいのか、疑問に思うママも多いのではないでしょうか?実は、赤ちゃんに最適な日焼け止めの塗り方というものがあるのです。

ここでは、赤ちゃんへの日焼け止めの正しい塗り方をご紹介します!
塗り残しがちな所、気をつけたいポイントもチェックしてくださいね♪

【顔への塗り方】

1中の成分が分離していることがあるため、日焼け止めの容器をよく振る。

出典:https://www.mamatas.net/mag/155/

2適量を手のひらに取り、両手の平に薄く伸ばす。

出典:https://www.mamatas.net/mag/155/

3おでこ、ほっぺ、あごなど中心から外に向かって塗っていく。この時、目や口周りは避ける。

出典:https://www.mamatas.net/mag/155/

★小鼻の脇、耳、首の後ろ、生え際の4箇所は忘れがちだけど日焼けしやすい箇所なので注意!

【身体への塗り方】

赤ちゃんの手足を握るように両手で持ち、ママの手を滑らせるように塗っていく。

出典:https://www.mamatas.net/mag/155/

★手先、足先も焼けやすいので忘れずに!

赤ちゃん用の日焼け止めは、ノンケミカルで大人用のものより優しい成分で作られています。そのため、持続性には欠けるので、長時間の外出の際には2〜3時間おきに日焼け止めを塗り直すことも大切です。

5.まとめ

出典:https://192abc.com/31982

少し前までは、子どもの日焼けは健康な証拠と言われていましたが、今の時代の紫外線は大人になってからの病気を引き起こすリスクを高めるため、注意が必要です。

特に、新生児期や乳幼児期の赤ちゃんは、大人の数倍もデリケートな肌をしています。過度な日差しを浴びると、火傷や水ぶくれのような状態になってしまうことも珍しくありません。

そうならないためにも、日除けなどを使った日差し対策はもちろん、赤ちゃん用の日焼け止めを正しく使用することで、恐ろしい紫外線からしっかり守ってあげましょう。

ライター:木村