【英語教育が大人気】子供に英語を学ばせる最適な方法と時期を伝授!

この記事を読めばわかること
・子供の英語力を伸ばすためにやるべきこと
・何歳からはじめるのが良いのか
・自宅で英会話をする方法

 

日本人の国際志向が高まる中で、「子供の英語教育に力を入れたい」と考えるお父さん、お母さんが増えています。小学校での英語教育もすっかり浸透しており、2011年度に小学5年生から、2020年度には小学3年生からの必修化が決まっています。出来ることなら、我が子にも英語が得意になってもらいたいですよね。

近年の、子供にさせたい習い事ランキングでも常に上位にある英語ですが英会話スクールなどに通わせることが一番良いのでしょうか?
今回は、子供の英語力を育てるために何をさせるのが最適なのか、何歳から始めるのが良いのかをお伝えします!また、現役のママたちがおすすめする英語教材や自宅でできる英会話のやり方なども紹介していきますね。

1. 何をさせれば身につく?子供の英語力を育てるには?

まず、一番に気になるのはその勉強方法ですよね。今の時代、さまざな英語教育法があって、何をさせれば良いのか迷ってしまいます。何も知らずに、あれもこれもと色々なことに手を出しても思うような結果は出ません。最短期間で最大限の効果を得るために必要な英語学習の方法をご紹介します!

◼子供に英語を身につけさせる方法

①リスニングとスピーキングの学習に力を入れる


出典:https://www.ripple-kidspark.com/

英語には、「Reading (読む)」「Writing (書く)」「Listening (聴く)」「Speaking (話す)」の4つの学習項目があります。そのうち、幼児期の子供に効率よく英語を学ばせるなら、「Listening (聴く)」と「Speaking (話す)」に力を入れることが大切です。この時期から練習することで、大人になってからではなかなか聴き取ることが難しい、早いスピードの英語を聴き取ることが出来るようになったり、綺麗な発音を習得できるようになるのです!

逆に、「Reading (読む)」「Writing (書く)」に関しては、年齢が高い方が効率よく学習できることがわかっています。ですから、これに関しては後回しで、小学校高学年くらいからのスタートでも遅くはないでしょう。

②年齢相応の学習を行う

出典:https://world-family.co.jp/

・0〜2歳
小さい子供は、音楽やダンスが大好き。ですので、英語の単語などを一生懸命教えるより、英語のリズムに合わせて身体を動かすような学習方法が向いています。まだまだこの時期は、英語のアウトプットよりインプットが重要です。

・3〜5歳
日本語の確立がしっかりしてくる時期です。普段話す日本語とは別のものとして英語を捉えることができるので、この頃は好奇心を掻き立ててあげるような学習方法がおすすめです。子供と一緒に日本語で知っている言葉を英語に置き換えて遊んでみましょう!日本語が分かるからこそ、英語の違いに興味を持つので楽しみながら学んでいけます。

■子供の英語力を育てる方法

①英語を楽しいと感じさせること

出典:https://switch-kosodate.com/

子供は正直です。楽しいことが大好きなので、英語の勉強も楽しいと感じることが英語力上達の一番の近道なのです。そのためには、親が過度の期待をしないことが大切です。親が自分の感情や要求を強く押し付けてしまうと、それが子供のプレッシャーになり、英語を嫌いになってしまいかねません。それが一時的なものならまだマシですが、英語に対して将来的なコンプレックスを持ってしまうことも十分あり得るのです。そうなっては元も子もないので、子供の意思をしっかり尊重してあげることが大切ですね。

②英語を学びたい、と思うきっかけ作りをする

出典:https://switch-kosodate.com/

あくまでも、本人が楽しんでやれることが英語学習を長続きさせる重要なポイントです。そのためには、本人が自ら「やりたい」と思える環境作りをしてあげましょう。英語の映画やアニメ、絵本や海外旅行など、何か一つでも興味を持つことができれば、その後の学習の伸び率も大きく違ってきます。身近にいるお父さん、お母さんが英語を学ぶきっかけ作りをしてあげたいですね。

2.何歳から始める?

出典:https://woman.excite.co.jp/

次に気になるのは、子供に何歳から英語の勉強を開始させれば良いのかということ。

英語は大人になってからでも身につけることができます。ただ、幼児期のうちから英語の音やリズムに対して親しみのある子供の方が、英語を理解し使いこなせるスピードが早いというのも事実です。

子供の発育速度の調査によると、語学の習得に必要な脳や神経系の発達は3歳頃までに一気に50%ほど成長し、その後10歳頃にはほぼ100%に達することがわかっています。それと同時に0〜3歳の子どもの脳は、脳神経伝達回路が十分に発達する時期ではないことも証明されています。
つまり、この脳や神経系の発達が完了する3〜10歳頃までに子供の英語学習をスタートさせておくことが、言葉の習得に最も効果的なのです。この頃から、子どもに英語を触れさせ始め、本人が英語に対して興味を示し出したタイミングで本格的な英語学習を始めるのが良いでしょう。

出典: http://www.intervalval.com/dislike2

早期から英語学習を始めるにあたって、みなさんが最も心配されるのが「日本語も英語も中途半端になること」です。
しかし、一般的には早い時期から英語学習を始めたとしても、一日の大半は日本語で過ごすことの方が多いはずなので問題ありません。英語が母国語である、日本語以上に上達することはないからです。
ただ、あまりにも英語にこだわり、日常生活のほとんどを英語で過ごすようになってくると、英語だけではなく日本語も年齢相応の成長ができないこともあります。あくまで、第二言語としての英語習得を目指すのであれば、母国語を優先して学ばせることは忘れないでおきましょう。実際、母国語の知識基盤があるほうがより効果的に第二言語を習得できる、ということもわかっています。

以上のことをまとめると・・・
✔3歳頃までは英語のリズムなどに触れさせる程度で良い
✔母国語の習得を優先させる
✔3〜10歳頃に英語の勉強をスタートするのがベスト
✔本人が興味を示すタイミングで!

3.現役ママがおすすめする英語教材5選

子供が小さいうちは、「まだ習い事にいくのは早いかも?」「でも、何か英語の勉強をさせておきたい」と考えるママさんが多いです。そんな方には英語教材がおすすめ!

自宅で好きな時間にでき、教室などへの送迎の必要もありませんし、なんといっても費用が抑えられます。今回は、数ある英語教材の中から、現役ママが実際に使ってみて良かったという評価が高いものを厳選してご紹介します!

■ディズニーの英語システム

出典:https://soradanchi.com/2231.html

こちら、ご存知の方も多いのでは?
子供に大人気のディズニーキャラクターと一緒に英語を学べるので、楽しく続けられます。
0〜3歳はCDとDVDの掛け流しでインプットがメイン、4歳からは豊富なアクティビティを通してアウトプットをメインで行っていきます。

【対象】0〜5歳
【費用】セットに応じて異なる

■ワールドワイドキッズ

出典:https://prtimes.jp/main/

ステージが0〜6まで用意されており、段階的にステップアップしていける構成になっています。ですので、年齢やレベル、個性に応じた学習ができることが魅力。着せ替え遊びやごっこ遊びをしながら楽しく英単語を学んでいけます!

【対象】0〜6歳
【費用】約19〜23万

■パルキッズ


出典:http://ouchi-eigo-start.com/

この教材は、小学生で英検準2級の取得を目指して作られています。その内容は、一日90分のCDを掛け流したあと、5分ほどのオンラインレッスンに取り組む、というものです。
これをマスターすれば、大人になってからも通用する英語の基盤作りができる、と口コミで人気が広まっている教材です。

【対象】0〜8歳
【費用】約7万円

■アルク

出典:https://www.happy-news.co.jp/

CDとDVDだけというシンプルな教材で使いやすいと人気なのがアルクです。聴き流しをメインに行うので、いわゆる「英語耳」を育てることができ、楽しみながら基礎的な英語力が自然と身につきます。

【対象】0〜6歳
【費用】約3〜6万

■こどもちゃれんじEnglish


出典:http://englishful.com/

しまじろうのキャラクターでお馴染み、知名度の高いこどもちゃれんじの英語版の教材です。2ヶ月に一度のペースで自宅に教材が届けられます。使い方が簡単で、子供が自ら遊べる点が人気です。こどもちゃれんじをやりつつ、並行してこどもちゃれんじEnglishもされる方が多いです。

【対象】0〜6歳
【費用】約4千円/月

4.おうちで英会話がおすすめ!

英会話教室に通う、というのも良いですが、本当に英語力をつけたいなら自宅でもその勉強をすることが一番です。実は、週に一度の英会話教室に通うだけでは、なかなか話せるようにはならないんです。短い時間でもいいので、できることなら「毎日」英語に触れる時間を作ってあげましょう。
ただ、「英語は苦手」「発音の仕方がわからない」というお父さん、お母さんも多いでしょう。そんな場合には、自宅でできるオンライン英会話がおすすめです!

出典:https://www.learnie-inc.com/

■オンライン英会話のメリット

・自分たちのスケジュールに合ったタイミングで無理なく続けられるので、英語学習の習慣化が可能

・マンツーマンレッスンで行われるので、先生に分からないところが気兼ねなく質問でき、個人のレベルに合った学習ができる

・親が後ろから見守ることもできるので、子供の成長具合を肌で感じることができる

・学習内容が確認できるので、それに合わせて親が子供と一緒に復習の手助けをしやすい

このように、オンライン英会話を使った学習方法には多くのメリットが存在します。インターネットツールが充実している昨今では、これこそが最も子供の英語学習に適した方法と言っても過言ではないかもしれませんね。

5.まとめ

出典:https://www.global-crown.com/

早期から英語教育を始めることで得られる最大のメリットは「英語が楽しい」と思うようになることです。発音や、聞き取りなど学習内容に関することは二の次で構いません。「英語が楽しい」、「もっと話せるようになりたい」という子供の意欲を伸ばしてあげることが大切なのです。

英語に対しての抵抗が生まれる前に、楽しくリスニングやリーディング力をつけてあげたいですね。そうすることで、学校で英語教育が始まったときにも苦手意識を持つことなく、最高のスタートラインを切れることでしょう。

ライター:木村