早産でもあわてない!出産準備を無駄なくシンプル、実用的に選ぶコツ

この記事でわかること
1.出産準備で無駄使いしないために
2. ベビー用品のいるもの、いらないもの
3.早産ママ(8ヶ月で出産)のお助けアイテム

出産準備は出産前にした方がいいに決まっているけれど、赤ちゃん・お母さんによっては全く使わないことあって無駄な買い物になることもあるので侮れません。初めての妊娠、そしてあっという間に出産へ。お店に行くと可愛いベビー服やおしゃぶりスタイにおもちゃ。色々ありすぎて困っちゃう!という方も多いのではないでしょうか?
私は8ヶ月で息子を産んだのですが、出産準備って、実はちょっと早めの方がいざって場合に困らないのです。だって出産はいつどこで急に始まるかわからないし、あわててダンナ様に準備をお願いしても、要領を得なくてイライラ。
出産前からの産後クライシスを避けるためにも、賢く無駄なく準備したい。
そして、実用的な出産準備を整えるためのお勧めアイテムをご紹介します。

1. 妊娠がわかってすぐ準備したもの

妊娠がわかる頃は妊娠3ヶ月〜5ヶ月くらい。その頃はつわりなどの体調不良に悩まされる方も多いと思います。なので、きついブラジャーやガードルをやめて、マタニティインナーやマタニティショーツといったからだを締め付けない下着に切り替えた方が良いでしょう。
まだまだお腹は目立たないけれど実は妊娠初期はお母さんのからだに不調が一番現れやすい時期でもあります。けれど、外から見ても妊娠していることはあまりわからない時期。そこで、マタニティマークをバッグなどにつけてもいいかもしれません。
マタニティマークは母子手帳をもらう時や雑誌の付録についていたり、もらえたりしますのでチェックしてみてくださいね。
あとは、転倒防止にヒールをやめて、ペタンコ靴にチェンジするのもいいかもしれませんよ。
最近はデザインの可愛いペタンコ靴がたくさんあるので探してみてくださいね。

2. 安定期に入ってから準備したもの

・マタニティウェア

5ヶ月〜7ヶ月になり安定期に入るとだんだんとお腹が目立つようになってきます。
そうなってくるとマタニティウェアが必要になってくることもあります。
最近はとてもかわいいマタニティウェアがあって。ついつい買ってしまいますが
マタニティウェアって長くても授乳中までしか着られない、本当に期間限定のものなので、購入する時には注意が必要です。

 マタニティウェアのメリット 

・ 妊娠中のお腹をナチュラルに隠してくれる
・ 体型の変化がすぐに分かりづらい
・ 授乳ウェアとして使えてお得なものもある
・ 妊娠中快適におしゃれを楽しめる

 マタニティウェアのデメリット 

・ 出産〜授乳までしか使えない
・ 着まわししづらい
・ トップスの前丈が長く変
・ いつまでも妊婦みたい

外で着るウェアは流行などもあって「もしも2人目が出来たら…」と考えて取っておいても年子でもない限りは流行遅れになってしまうこともあり、無駄になってしまうことも…。
自分のライフスタイル、例えば仕事をしているか・していないか、制服があるか・ないか、かっちり目なコーデが多いか、ラフなスタイルが多いかでも変わってくると思うのでお財布と相談してお好みで購入してみてくださいね。
ちなみに私が買ったマタニティウェアでとても役に立ったのが「ニットの膝丈ワンピース」とレギンス。秋ごろから外出する時に出番が多かったです。
特に夏はワンピースが役立ちます。マキシワンピは締め付け感0でなんといっても楽ですよ!でも、家で着ると裾をふんで転んでしまいそうになることも。裾の長さなども考慮しながら、転ばないようお気を付けください!!

・妊娠線予防クリーム
妊娠中期〜後期にかけては急におなかが大きくなってきます。
そんな方には妊娠線がおなかに現れることがあります。妊娠線は別名「肉割れ」。
妊娠線は一回できてしまうと消えることはありませんので、妊娠中期に入ったら妊娠線予防のための保湿クリームなどでおなかや胸にしっかりと潤いを与えてあげましょう。
そうすることで、妊娠線によるおなかや乳首のひび割れを防ぎ、産後も脱げる体でいることができます。
美肌ならぬ美腹のために妊娠中のお腹のお手入れは欠かせないです。

・赤ちゃんの洋服など
妊娠中期の終わり頃から赤ちゃんのものを準備し始めるのがいいかもしれません。
そろそろ性別もわかるころで、お母さんの身体も少し落ち着き一番動きやすい時期だと思います。動けるうちに準備しておくと時間をかけて選んであげられると思います。

3. 妊娠後期で準備したもの

妊娠8ヶ月に入ると人によっては肌がチクチクしたり乳首が黒ずんできたりと出産に対応するように体が変化して、敏感になってくる方も多いと思います。
そして、おなかはどんどん大きくなる時期。
母親学級などでは出産準備の指導や父親学級の案内が来たり、そろそろ心構えが必要になってきたりする時期でもあります。赤ちゃんが思ったより大きくなってきた方はここでマタニティウェアの買い替えも必要になるかもしれません。

妊娠後期に入ると産院、病院から「出産の手引き」などを渡されると思いますので、それらは早めに準備しておくと思いもかけず出産が早まってしまった時に助かることもあるかもしれません。私は出産の手引きが渡されて入院準備が済んだ後、すぐそのまま入院、出産になってしまったので、準備は早い方が安心だと思っています。

産院によってはパジャマなどが準備してあったり、赤ちゃんに産衣やおもちゃ、授乳クッションなどをプレゼントしてくれたりする場合もあるので、同じものを買ってしまって出費が増えてしまった!なんてことのないようにチェックが必要です。
妊娠後期にはそろそろ赤ちゃんのための準備も必要になってくる時期です。

赤ちゃんのために準備するものは

・新生児用の紙おむつ、または布おむつ
・おしりふき
・ 衣類(肌着、靴下など)

上記のものは必ず購入しましょう。もっと節約するのなら、両親や、友人にプレゼントして欲しいとお願いするものいいかもしれませんね。

子供はどんどん大きくなってサイズがどんどん変わります。
新品の洋服を買っても、ワンシーズンしか着ないことも…。
子供服って可愛いのでついつい買ってしまいたくなりますがここはぐっと我慢して、
お下がりや、バザー、フリマ、メルカリなどで購入するのも節約できてお得だと思います。

・ おくるみ(ストールなどでも可)
・ スタイ(よだれかけ、ミニタオルとクリップなどでも良い)
・ 外出着(新生児はオールインワンだとおむつ替えしやすい)
・ ベビーシート
・ 哺乳瓶(必要であれば)
・ 哺乳瓶消毒器
・ ベビーカー

上記のものは代用することができるものもあります。赤ちゃんの生まれる時期や生活スタイルによっては必要ないものもあります。時にはお母さんのストールを赤ちゃんのために使うなんて工夫もきっと楽しいと思いますよ。
ベビーシートは車移動の多い方は必須のアイテムです。3歳までには使わなくなってしまうので、親戚やお友達からおさがりをいただくという選択肢も。ベビー専門店やデパートなどにたくさん便利グッズがありますが、ほとんどが期間限定でしか使うことがないので、高額なものはおさがりでもいただけるとうれしいですね。

4. もうすぐ出産!入院直前に用意したもの

入院直前には入院時と退院時に必要な衣類などを用意しましょう。
他には…
・母子健康手帳
・健康保険証
・診察券
・印鑑
・入院手続きの書類
・衣類
・入院保証金(病院によっては必要なところも)
・入院費用(出産後でも)
などなど、病院から「出産の手引き」などの資料をもらうと思いますので、それに合わせて必要なものを準備しておくといいと思います。

■私が個人的に産後にとても役に立ったもの

個人的に産後、役に立ったものは2つ。それは、「乳頭保護クリーム」と「搾乳機」です。
特にメデラ社の商品が使いやすかったです。

『乳頭保護クリーム』ピュアレーン100

出典:https://www.medela.jp

ピュアレーン100は乳首が切れて痛む方にワセリンよりも密着度が高く、食べてもよい
「ラノリン」という成分100パーセントですので母乳育児の方にオススメします。
特に初産の方は乳首が慣れていないので切れやすく、赤ちゃんの吸引力に負けてしまいます。赤ちゃんはお母さんが思っている以上にすごい吸引力なんです!!産院でおすすめされているところも多く、赤ちゃんの唇の乾燥予防にも使えるので、持っていると便利だと思います。

『搾乳機』Symphony(シンフォニー)電動さく乳器

出典:https://www.medela.jp

母乳をあらかじめ取っておいて持ち歩いて授乳するために搾乳機は大活躍します。
上記のように乳首が切れて授乳できないなどのトラブルが発生したときにも搾乳機は役立ちます。その他にも、早産で生まれた子を持つ方、仕事しながら母乳で育てたい方におすすめします。

搾乳機は高価なものなので購入するのはためらってしまいますが、そんな時には「レンタルする」という方法もあります。
搾乳機以外にも
・ベビーカー
・ベビーベッド
・ベビー用寝具
・ベビーキャリー
・調乳器
・ベビースケール
・ベビーチェア
などなど、レンタルできるものはたくさん!
2週間〜9ヶ月くらいの期間内で借りることができるようなので「使用感を試してみたい」
「高いけれど必要!」そんな時にレンタルは役立ちそうですね。

■赤ちゃん用品レンタル

・Nice Baby ナイスベビー:https://www.nicebaby.co.jp

・かしてネッと:https://www.kasite.net/baby

・Babyrentaベビーレンタ:http://babyrenta.com

5. まとめ

出産は予定日に必ず始まるわけではありません。
急に破水したり、早産だったり、多胎や赤ちゃんの状態が悪くなったり、お母さんのからだに異常があったりと思いもよらないトラブルで急に出産しなければならないこともあります。
自分には関係ないわ〜ってつい思ってしまいますが、急な出産になった時には一人で慌てて大変な思いをするかもしれません。ぜひ、早めに準備をしておいてくださいね。
生まれてからも母乳にするか?それともミルクにするか?

それ以外にも赤ちゃんが生まれて育ててみないとわからないことってたくさんあります。
お母さんになったからといってすぐにお母さんになれるわけではなくて迷うこと、悩んでしまうこともあると思います。

でも、あなたとあなたの赤ちゃんはまだ一年生。
一緒に、ゆっくり、育って、育てていく、これから家族を作っていくために。
出産準備とともに、そんな心の準備も一緒にしていけるといいですね。

ライター:北薗