「仕事がつまらない!・仕事がたのしくない!」そう思ったこと、皆さんも一度はありますよね。そんな時、あなたはいつもどうしていますか?
なにか簡単なリフレッシュをすることで、また新たに仕事が頑張れるのならいいのですが、いつまで経っても「仕事がつまらない」という状況が変わらないのなら、なにか解決策を考えなければいけません。
今回は「仕事がつまらないけれど、どうしていいかわからない。」、「仕事がつまらないから対処しているのに解決しない。」そんなあなたに向けた記事です。
仕事がつまらない原因は?対処法は?一緒に見ていきましょう。
仕事がつまらない原因
仕事がつまらない時の対処法
読むのに必要な時間は約 9 分です。
1.どうして仕事がつまらないのか
一体なぜ仕事がつまらないと感じるのでしょうか。
あなたは考えたことがありますか?ただなんとなく、「仕事がつまらないな…、楽しくないな…。」と思っていただけですか?
「仕事がつまらない。」そう思い始めた背景には、必ずいくつかの理由があるはずです。
あなたが「仕事がつまらない。」と思うようになったきっかけや、理由を明確にすることによって今後の対処法が変わってきます。
いまの自分に当てはまるものはないか?ぜひチェックしてみてください。
■業務内容が自分に合っていない
例えば、極度の人見知りの人が毎日たくさんのお客さんに、笑顔で元気よく接客しないといけないテーマパークのスタッフを思い出してみてください。
また高所恐怖症の人がビルメンテナンスの仕事に就くというシーンを想像するのでも構いません。
根本的にその人個人に合わない仕事だと、「仕事がつまらない。」「仕事が苦痛。」と感じる理由になってしまいます。
人とかかわることが好きな人なら、接客業務の多い職業。
体を動かすことが好きな人なら、肉体労働。
体力に自信がない人なら、デスクワーク。など、それぞれの特性に合わせた仕事をするのが大切です。
■人間関係が悪い
基本的に職場の人たちとは、休みの日以外は毎日顔を合わせる存在。
1人で作業をする仕事の人も、複数人でチームを作り協力して仕事を行うにしても、仕事中はだれとも話さない。というわけにはいきません。
チームで仕事をこなすならば、お互いにコミュニケーションを取り合って、協力することが必須です。
個人で作業をするにしても、何もかも最初から最後まで1人で、ということはほとんどないはずです。
引継ぎが必要になったり、困ったときに協力し合ったり、ということがあった際にコミュニケーションが全く取れないような環境だと、「仕事がつまらない。」と感じる原因になります。
人間関係が上手くいっていない職場では、雰囲気が悪くなりますし、そうなると居心地も悪くなってしまい、「仕事に行きたくない。」そう思うのも無理ありません。
■休暇が十分ではない
毎日朝早い時間から出社し、帰りは終電間際…。
早出・残業に加え、休日出勤まで…。
このように常に仕事に追われ、休息も十分に取れずプライベートがない状態だと、自分の時間が持てません。
本来仕事は、どんな仕事であれ多少のストレスがつきものです。
そのため十分な休息をとることにより気分転換をしてストレス発散し、ONとOFFを切り替えることで「また明日から頑張ろう。」と思えるのがあるべき姿なのです。
でも休息が十分でない状態だと、気分転換ができず常にONの状態で息が詰まってしまいます。
たとえどんなに楽しい仕事だったとしても、常に仕事ばかりしている状態ではだんだんつまらなくなってしまいます。
■過剰なストレス
どんな仕事であっても、必ず少しはストレスがかかるのが普通です。
上司からの評価、お客様からのクレームや、仕事内容、勤怠状況や給与・福利厚生などが考えられます。
何かしらの小さな不満やストレスは仕方のないことですが、あまりにもストレスが多すぎるのは問題です。
適度なストレスであれば、自身を奮い立たせるためにもプラスに働く部分もあります。
その一方で過度なストレスであれば、鬱などの病気になってしまう可能性も否定できません。
ましてそういった病気を患ってしまうと仕事はおろか、日常生活を送ることにも支障をきたすようになってしまいます。
鬱などの精神的な病気は他人ごとではありません。
誰にでもなる可能性のある病気ですので、この場合は注意が必要です。
■入社前とのギャップ
入社前に求人票に記載されていた内容や面接で担当者に聞かされてイメージしていた内容と、入社してから実際に働いてみて抱いた仕事のイメージとがかけ離れている。
希望していた部署とは違う別の部署への配属が決定した。
このような場合も仕事がつまらないと感じてしまう原因の一つになってしまうのではないでしょうか。
入社前はやる気と気力に満ち溢れていたとしても、理想やイメージとのギャップがあまりにも強いと仕事へのモチベーションが下がってしまうのも無理ありません。
■正当な評価がされていない
「上司のご機嫌取りをした社員だけに出世の道が開ける。」
「若い女子社員だけかわいがられる。」
このような場合も仕事に対する士気を下げ、仕事をつまらなくする原因になってしまいます。
「頑張ってもどうせ評価されない。」
「自分が出した成果も横取りされる。」
そうなると何のために仕事を頑張るのか、わからなくなってしまいますよね。
努力して頑張って成し遂げた仕事が正当に評価されれば、大きな達成感として今後のやる気にもつながります。
でも不当な評価が続けば、仕事がつまらないと思うのは当たり前です。
■成果が出せない
「どんなに頑張っても成果が出せない。」
「誰よりも努力しているはずなのに上手くいかない。」
だれでもこういった悩みに1度はぶち当たるはずなのです。
頑張ってもできないときはできないですし、できないからとやけになってしまうのは考え物です。
ですが必死に頑張っているはずなのに上手くいかないという状況ほど苦しいものもありません。
営業職のような成果が目に見て解るような職種だと、周りの人間と比べてしまい余計に苦しくなり、仕事がつまらないと考えてしまうかもしれません。
■給与が低い
給与は労働の対価として、受け取ることができるもの。
ですが自身が会社へ提供したはずの労働に対し、あまりにも給与が低いと不満を感じて当然です。
残業代未払いや、ボーナスカット。
サービス残業の強制など、労働に見合った対価を支払わない企業がいまだに多いです。
労働者の頑張りに応じて昇給を行っている会社だと、「頑張った分はきちんと評価される!」と労働者のモチベーション・やる気アップにもつながり、私たちは仕事がつまらないと感じることもなくなるはずです。
■成長できる環境にない
「単純作業ばかりで仕事が簡単すぎる。」
「このまま頑張っても昇進が見込める環境にない。」
など、仕事が簡単すぎて仕事で成長できない・ステップアップが見込めないといった環境も仕事がつまらないと感じる要因になります。
向上心を持って、責任ある仕事を任せられるようになりたい。
やりがいある仕事がしたいと、考える人からすればとてもつまらないものです。
2. 仕事がつまらない時にやってはダメなこと
様々な要因があってそれぞれ仕事がつまらないと思ってしまうようになるわけですが、仕事がつまらない原因が何であれ、絶対にやってはダメな対処法がいくつかあります。
こんなことをやっても意味がないだけでなく、むしろ逆効果になってしまうものもあるので気をつけてくださいね。
■同じ職場の人へ愚痴る
「仕事がとにかくつまらない!誰かに愚痴を聞いてほしい!」そうなってしまう気持ちはわかりますし、愚痴を言うと少しすっきりしますよね。
だからといって同じ職場の同僚や部下・後輩に愚痴を言うのは考え物です。
たしかに、同じ職場の人に愚痴を言ったほうが話は通じるし、自身の状況を理解されているので共感もしてもらいやすいし…。
ですが、話が通じるし状況を理解されているからこそ、言うべきではないのです。
なぜかというと、あなたが愚痴を言った「仕事がつまらない。」がどこから誰に、どのように伝わってしまうかが未知数だから。
あなたが言った愚痴が上司に伝われば、仕事に対しやる気がないと判断され、評価を落とされることにつながりかねません。
この場合は転職するつもりだったとしても、会社を辞めるつもりがなかったとしても、どちらにしてもあなたに対し、いい方向に向かうことはまずありません。
愚痴を言ったところで何も解決しません。
自らリスクを冒すようなことは、なるべく避けましょう。
■つまらないからと真面目に仕事をしない
たとえどんなに仕事がつまらなく、退屈だったとしても、しっかりと自分の仕事に責任をもって最後までこなすのが社会人としてのマナーではないでしょうか。
それを“つまらないから”とサボったり手を抜いたり、そんなことをしてもあなたの評価は下がる一方。
手を抜いて仕事をしたことでミスを犯し、社会的な信用を失うようなことがあれば、今後のあなたの人生が台無しになってしまいます。
現在の職場では肩身が狭くなり、転職しようにも大きなミスを犯した人間を採用する企業なんて現れないかもしれない。
与えられた仕事は必ず責任をもって、最後までこなすようにしてくださいね。
■仕事が楽しいと思い込む
“仕事がつまらない”という気持ちをただの気持ちの問題だと軽く考え、気力だけでどうにかしようとしてしまう。
これはかなりオススメできません。
あなたが今の仕事をつまらないと考えてしまうには、必ず何かしらの理由があるはずです。
つまらない理由は何か。
まずは理由をしっかり考え、その考えに沿った正しい対処法をしましょう。
自分で考えずに、気持ちだけでどうにかしようとしてしまうと、つまらない状況は全く変わっていないのに、自分の感情だけを押し殺し余計にストレスをため込む状況になってしまいます。
また、仕事が楽しいと思いこむ。ポジティブでいい考えのようにも思えますが、下手をするとストレスが許容範囲を超えうつ病などを発症しかねません。
■手っ取り早く辞めてしまう
「仕事がつまらない、このままこの会社にいても時間の無駄!」と、つまらないから・楽しくないからと簡単に仕事を辞めてしまうのはいけません×
転職自体はとてもいいことだと思いますし、この記事を書いている筆者自身も転職を何度も経験していますが、勢いだけで転職していい企業に転職できたためしがありません。
仕事とはあなたの生活を左右するものです。
焦って今の会社を辞めて、焦って次の就職先を探す。
リサーチ不足でわからなかったが、実は新しい勤務先はブラック企業だった…。
なんていう話をよく聞きますし、今の会社よりも“つまらない”状況になる可能性が大いにあるのです。
あなたにとって転職が良い方向に向かうためにも、焦って仕事を辞めることはやめましょう。
3. 仕事がつまらない時の正しい対処法
いくつかの“やってはいけないこと”をご紹介しましたが、ではどうすればいいのか。正しい対処法をご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
■休暇をとって気分転換
ここで勘違いしてはいけないのは、サボることとは違うということ。
「今日はどうしても仕事に行きたくない!休んじゃえ!」はダメですよ。
有給がとりにくい会社だったとしても大丈夫。有給取得は当然の権利です。思い切って休んでみましょう。
家でゆっくりするのもよし、長らく行けていなかった旅行に行くのもよし。
思いっきりあなたの休暇を楽しんでください。
ただ休暇を取るのであれば、しっかり休むようにしてくださいね。
仕事から完璧に解放され、完全なOFFになること。
そうすることで気分転換になり、また少し前向きに仕事がこなせるようになるかもしれません。
■期限をもうけ、その期間は最大限の努力をする
仕事がつまらくて仕方ないのに、ダラダラと今の状況を変えることもなく、何となく仕事を続けてしまう。
確かに勢いだけで簡単に仕事を辞めてしまうよりはいいかもしれません。
でも、
それで何か解決しますか?
今の状況が改善されますか?
あなたの仕事に対するモチベーションは上がりますか?
答えはすべて「いいえ」です。
それならば、「1年間は今の状況を我慢する。それでも改善しない場合は辞める。」と期限をもうけ、その期間内だけでも仕事を最大限頑張ってみる。
さらに、目標も一緒に設定してみるといいかもしれません。
「〇〇の企画を通し、成功させる。」
「〇〇の資格を取る。」など。
あなたが一生懸命頑張ったことで、会社からの評価が上がり少し仕事が楽しくなるかもしれない。
転職するとしても、あなたが目標を達成したことで転職に少なからず有利になるかもしれない。
もし目標を達成できなかったとしても、「自分は一生懸命頑張った!」という自信があなたの今後を後押ししてくれるはずですよ。
■自身で変えられる部分は行動してみる
直属の上司と性格が合わない・所属している部署の業務が合わない。
そんな場合は異動願いを出してみるのもいいかもしれません。
部署が変われば心機一転、少しは退屈な感情が減るかもしれない。
ストレスから解放されることで気持ちに余裕が生まれるかもしれない。
もしくは自分が主体となって仕事を行うようにしてみる。
言われたことだけを行う受動的な仕事ばかりでは、仕事がつまらないと感じてしまうのも当然です。
自分で提案できることは思い切って提案してみる。
「作業の効率化を図るために、〇〇を導入するのはどうか?」
「売り上げを伸ばすために〇〇のイベントを開催するのはどうか?」
それぞれの業務内容により提案する内容も変わってきますが、“自分で考えてやってみる”。
そこから大きな達成感に繋がり、自己肯定感の上昇。会社からの評価も良い方向に変わる。
自分で行動できる部分は行動してみる。それだけで変わるものがたくさんありますよ。
■空き時間に副業を始めてみる
例えばお休みの日や、仕事が終わった後の時間を有効的に使って、あなたが興味を持っていることを、副業としてやってみる。
これからやってみたいと思っている仕事に関連することであれば、今後の転職に役立つかもしれません。
もしくはリフレッシュを兼ねて、普段ならなかなか行くことのできないエステなどのモニターもいいかもしれません。
モニターなので、エステの施術料金は無料なのに報酬が出ますしね◎
日ごろの疲れをいやしながらお小遣い稼ぎをすることで、少しは毎日を前向きに過ごすことができるかもしれませんよ。
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4. 思い切って退職する場合
もしあなたが、「やるべきことは全てやったはずなのに何も改善しない。」と悩んでいるのであれば、思い切って転職してみるのもいいと思います。
何をやっても改善しない会社にいつまでも勤め続ける必要はありません。
ただ、いきなり辞めるのではなく、転職するための備えは必要ですよ。
■転職に向け資格取得やスキルアップのための勉強をする
今在籍している会社をどのような理由で退職するのかはわかりませんが、どんな理由だったとしても、次に勤める会社では今より良い条件で働きたいですよね。
良い条件の会社を探すのはもちろん大事なのですが、自分自身も企業側からみて良い条件の人材でないと、狭き中途採用の道を突破することができません。
では転職を有利にし、転職先企業の選択肢を増やすために今やるべきことは、自身の市場価値を高めるためのスキルアップです。
世界を舞台に活躍できる英語力を身につける
例えば国際社会化がどんどん加速する日本。
海外との取引や、グローバルに事業を展開する企業への就職には英語は必須条件です。
英語が話せる人が極端に少ない日本国内では、日常会話程度の英語力だけでも多少は有利になります。
でも英語を使う用途がビジネスなのであれば、日常会話程度の英語力だけでは物足りないはず。
きちんとした言葉遣いができなければ、取引先からの信用を失いかねません。
グローバルに活躍したい、外資系企業に就職したい場合はビジネス英語の学習が必要になるでしょう。
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仕事で役立つ資格を取得する
もしくは妊娠・出産・家庭の事情などがあっても、安定して働くことが可能な有資格職への転職を目指すのもいいですね。
資格を所有しているとどんな場所に行っても就職先に困りません。
安定を求める方には資格取得はとても良い選択だと思います◎
最近は通信教育なども多く、自宅にいながら資格取得が可能なので、なかなかスクールに通う時間がない方にもオススメです。
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■求職活動をプロと進める
ではいざ退職することを決めたのならば、次の就職先を探さなければいけません。
もちろん自分で求人を探すところから、面接までのすべてを行うのもいいと思います。
しかし世の中の求人はほとんどが未公開求人だってことはご存知ですか?
より良い条件、より自分に合った企業への就職を目指すためにも、転職活動はプロの方と行うことをオススメします。
プロのコーディネーターと就職活動を行うことにより、自身の性格を分析し、よりあなたに合った企業を第三者目線で評価し紹介してくれます。
さらにこういったところは採用率を上げるために模擬面接など、実際の面接とほぼ同じ状況で、面接の練習を行いアドバイスをしてくれます。
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■会社を辞められるか不安な方は
さあ、あとは退職願いを出すだけ!
でも上司がパワハラ気質な性格だったり、会社が極端な人手不足で退職させてくれないかもしれない…。
「退職します。」の一言を言うだけでも胃が痛くなるほどの恐怖…。
そんな場合は無理に自分でどうにかしようとすると、余計に会社側とのトラブルに発展しかねません。
でたらめな雇用契約を口にし、会社側から脅されることだってあり得ます。
そんな時は思い切って退職代行サービスを使ってみるのも1つの手として有効です。
私たちだけではわからない専門用語や法律・契約などの脅し文句も、その道の専門の方には通用しません。
費用は19.800円~29.800円と決して安い価格ではありませんが、「一度退職願を出したけど受理されなかった。」「パワハラ上司が脅しをかけてくる。」などご自身でどうにもならない場合は、あなたの精神的な負担軽減のためにも、こういったサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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5. まとめ
“仕事がつまらない” そう感じてしまうのは仕方のないことですが、どんな理由でつまらないのか。つまらないから今後どうするべきかという点はとても大事なことです。
もし今回ご紹介した対策で、少しでもあなたが仕事を楽しめるようになったのなら幸いです。
しかし、どんなに対策をしても改善しない場合は転職を検討するタイミングだと思います。あなたが楽しく働ける環境が見つかりますように…!
ライター名
AKASHI