憧れの保育士として働き始めたけれど、思っていたような環境ではなくて、辞めたいと感じる人も多いのが現状です。
しかし「自分が辞めることで子供たちや他の職員に迷惑が掛かってしまうかもしれないから、転職するのは大変で面倒くさそう…」という理由で転職を諦めてしまってはいませんか?
近年、夫婦共働きで子供を保育園に預ける家庭が増えていることから、保育士の需要も高まっています。
保育士の転職は一見大変そうですが、転職に適した時期や手順をしっかりと踏めば今よりよい保育環境で働くことができるかもしれません!
今の保育園で不満を抱えながら働くと、ストレスにつながって保育の質も落ちてしまうかも…。
そうなる前に、自分に合った保育園に勇気を出して転職してみてはどうでしょうか?
保育士の転職を支える、保育士専門の転職エージェントも紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね!
1.保育士を辞めたくなる理由
2.転職の準備と手順
3.おすすめの保育士転職エージェント
読むのに必要な時間は約 13 分です。
目次
1.何故保育士を辞めたいのか
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多くの人は「子供が大好き」「子供と関わる仕事がしたい」など、様々な理由から保育士として働き始めるでしょう。
しかし、自分が思っていた仕事内容とは違っていたと感じる人も少なくありません。
ここでは、何故保育士を辞めたくなってしまうのか、その理由に迫ります!
■職場の人間関係
保育士として働くと、必ず直面するのが他の職員との人間関係。
もちろん、理想の保育士像のような優しい先輩もいますが、人として尊敬できないような保育士や子供への接し方が気になる保育士だっているでしょう。
保育の現場では、そういった様々な保育士との連携が大切になります。
クラスに何人かの保育士が一緒に配属されることも珍しくないので、毎日一緒に子供と関わらなければいけません。
こういった状況の中で、合わない保育士と一緒に配属されてしまうと、日々ストレスが溜まってしまいます。
保育する上では、様々なことを話し合ったり、子供の様子を共有したりすることがとても大事!
合わない相手だからと言って、避けるわけにはいかないので、よりストレスが溜まりやすくなってしまいます。
さらに、園長先生などの上司にあたる保育士と関係が悪化するとより大変!
中には一生懸命行っている保育にダメ出しばかりされたり、ねちねちと嫌味ばかり言われたりするケースもあるようです。
日によって指導内容が違う保育士もいて、子供を主体とした保育ではなく上司の顔色をうかがいながら保育しなければいけない場合もあります。
また、職場の人間関係がよくない状況は、その園に通う子供たちにとってもいい影響を与えません。
■保護者との関係
保育士は子供とだけ関わればよいわけではなく、その保護者との関係も重要!
子供の育ちや日々の様子など、健やかな成長のために保育士と保護者とで情報を共有していかなければいけません。
ですが、保育園に子供を預けている保護者にも様々なタイプの人がいます。
保育士に対して感謝の気持ちをもって寛大に接してくれる人もいれば、保育士の仕事に対して必要以上に文句を言う保護者もいるのが現実です。
どんなにクラス全体の様子を見ていても、保育士1人に対して複数人の園児を見る必要があるので、目が届かないところで怪我してしまうこともありえます。
保育士も人間なので、見ていない瞬間に怪我してしまうこともあるでしょう。
子供に怪我させてしまったことに対して保護者に報告しなければいけませんが、必要以上に責められてストレスを抱えてしまう保育士も少なくありません。
日々の信頼関係の積み重ねが大切ですが、細かいストレスを抱えて辞めたくなる保育士も多いです。
■仕事が大変
保育士の仕事は、ただ子供と一緒に遊んでいるだけと思われがちですが、実際の保育の現場は想像以上に過酷です。
子育てした経験がある人なら分かるように、1人を見ているだけでも大変です。
年齢によって違いはありますが、保育士の場合何十人と1人で見なければいけません。
保育のプロとしてクラスをまとめなければいけないプレッシャーや、怪我やトラブルなど起きないように目を配りつつ環境も構成しなければならず、気を抜く暇はありません。
特に月齢が小さい子供を見るときには、命を預かるという責任が重くのしかかってきます。
さらに、休暇を取るのも一苦労!
自分が休むことによって誰かほかの保育士がクラスに入ってもらわなければいけなくなるので、保育の現場では休暇が取りづらいのが現状です。
昼食をとるときも、子供を見ながら食べることになるので、自分のご飯を食べる時間すらなかなか取れません。
休憩時間はありますが、その間子供を見なくていいわけではなく、保育士同士交代で休憩に行くなど工夫が必要です。
また、子供を見るだけが保育士としての仕事ではなく、その他の雑務が多いのも仕事が大変と言われる所以です。
保育園の壁面の飾りを変えたり、制作物や翌日の保育の準備をしたり、子供たちが安全に過ごせるように環境も整えなければいけません。
さらに、日々の保育日誌や1人1人の個別記録、連絡帳やクラスだより、職員会議の議事録づくりなど、作成しなければいけない書類も山ほどあります。
日々の保育時間に書類を作成する時間を取るのは難しいので、多くの保育士が持ち帰って自宅で作成しています。
それだけでなく、運動会や発表会、その他に季節ごとの行事があり、その準備にいつも追われるケースも。
毎月のように何かしらの行事があり、特に保育士の人数が少ない小規模の保育園だと、分担することもできず1人で行事の準備も抱え込むことになってしまいます。
子供のためにと頑張る保育士は多いですが、仕事の大変さを社会から理解してもらえないという点も辞めたいと思う理由につながっているのが現状です。
■給料が安い
命を預かる責任重大な仕事であり、保育以外の雑務も多く、自宅の持ち帰り仕事も多い保育士。
ですが、仕事の内容の割には給料が安いと不満を抱える人が多いです。
保育士の平均年収は340万円程度ですが、全年齢の平均なので働き始めのうちはさらに低いことになります。
一般的な平均年収と比較しても、明らかに給料が低いことが分かりますよね。
また、一般企業の正社員であれば、働いている中で給料が増えていくのが一般的ですが、保育士では園によって違いがあるものの、給料が大きく増加することはあまりありません。
だんだんと仕事量が多くなり責任のある仕事を任されるようになっても、給料が変わらなければモチベーションも上がらなくなってしまいます。
2.転職の準備をしよう
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今働いている保育園を辞めたいと思っているなら、まずはその原因を突き止め改善できるかどうか考えてみましょう。
人間関係を修復したり、給料について上司と話し合ったり、仕事量を減らすよう提案したりと、転職しなくても現在の状況を変えられる場合もあります!
しかし、問題を改善するのは簡単ではありませんよね。
努力しても改善できないのであれば、思い切って転職するのもありではないでしょうか?
ここでは保育士に絞った転職について詳しく紹介していきます。
■転職に向いている時期
保育の現場は基本的に4月から始まり、3月で年度が替わり一区切りします。
そのため、転職するのに1番向いているのは4月。
3月で退職し4月に新しい職場で働く形であれば、今の保育園に迷惑をかけることなく、子供や保護者にも年度途中で保育士が変わるという負担をかけずに済みます。
自分にとってもブランクができないので有利です。
新しい職場でも年度が新しくなったところで就職する形であれば、馴染みやすいですよ。
4月から新しい職場に入るためには、転職活動は11月ごろから行うとよいです。
その頃から新年度の求人が出始めて、1月あたりから求人が最も多くなります。
とは言え「とてもしんどくて年度末まで働くことは難しい」という場合もありますよね。
そういった場合は、極力今の職場に迷惑をかけないように、大きな行事の後に転職できるように準備を進めるとよいでしょう。
運動会や発表会は、保育園の行事で1番準備に時間が必要。
大きな行事を済ませてからの転職であれば、他の職員の負担が少なくなります。
■転職に向いていない時期
年度の途中で転職するとなると、せっかく子供たちにとって安心できる保育士となれたのに不安が残ってしまいますし、保護者への説明も大変です。
しかし、転職のタイミングが年度末だけだと、1年に1回しかチャンスがないことになってしまうので厳しいですよね。
その中でも特に転職に向いていないのは、年度が替わったばかりの時期や大きな行事の前といった忙しい時期でしょう。
年度が替わったばかりの時期は、子供たちにとって新しいクラスや保育士など、慣れない環境に不安を感じている子も多いはず。
そんな時に途中で保育士が変わると、子供たちの不安がより増えてしまい、保護者も保育園に不信感を抱いてしまうかもしれません。
また、大きな行事は準備や当日も保育士の人手が足りなくなる場合が多いです。
行事の前に転職されると、残った保育士の負担が増えてしまうので、落ち着いてからの転職が無難です。
■転職するリスクを考える
転職をすれば、今の不満がすべて解消されるというわけではありません。
新しい職場でも、新たな悩みが出てくる可能性もあります。転職するリスクも事前に考えておきましょう。
転職することによって、今までの保育園の方針と大きく異なるかもしれません。
これまでの保育観と全く違う環境に戸惑ってしまわないように、転職先の様子は事前に確認しておくのがおすすめです。
転職する前に、インターネットで調べたり、自分の目で保育園の雰囲気を見たりしておきましょう。
自分に合った園なのかどうか調べておかないと、後々こんな園だと思わなかったと後悔してしまうかもしれません。
保育士の求人は多くなっていますが、自分が希望する保育園の求人があるとは限りません!
転職できなかった場合収入がない状態が続くことになるので、経済的なリスクもあります。
特に保育士の求人は4月に就職することが多く、その時期に転職できないと求人も大きく減ってしまいます。
若い年齢のうちなら、新しい保育園に転職してもさほど今までのキャリアを問われることはなく、体力的にも元気なので積極的に採用してもらえる場合が多いです。
しかし、ある程度経験を積んでからの転職となると、より転職が難しくなります。
今までのキャリアを捨てて安い年収から再スタートできるならいいですが、主任や園長といった役職が付くとなると求人が少なくなります。
転職をすることによって、今より収入が減ってしまう可能性や労働時間が増えることも考えられます。
求人情報をよく見たり、面接時に気になることがあればしっかりと聞いて確認したりと、多方面から転職先の就労状況を知ることが転職で失敗しない大切なポイントです。
■転職活動は早めに始めよう!
転職で失敗しないためには、転職先を探したり自分の目で確かめたりすることがとても大切です。
転職活動には、自分の条件に合う転職先を探し、履歴書などの作成、面接の対策、実際の保育現場も見ておいた方がよいです。
となると、結構な時間がかかってしまいますよね?
特に転職先の園を見学したり面接に行ったりするときには、休みを取らなければいけません。
保育士は、ただでさえ休暇を取りづらいもの。有休を利用できるように、早め早めに情報を集めて転職活動を進めておくと安心です。
3.退職までの手順を確認しよう
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転職には新しい保育園に就職するだけでなく、今働いている園を退職するのもセットになります。
それでは、退職するための手順を確認しておきましょう。
■退職願の提出
まずは退職する旨を伝える必要があります。
最初に伝える相手として、まず園長や直属の上司にあたる主任などから伝えるのがポイントです。
同僚や同じクラスの保育士などだと、関わる時間が長いので退職することを伝えてしまいがちですが、そこから上司に退職することが間接的に伝わってしまうかもしれません。
余計なトラブルを避けるためにも、伝える順番に気を付けましょう。
伝える方法は、口頭で直接伝えるのが望ましいです。
メールや電話など、相手に直接会う以外の方法で伝えるのは、失礼にあたるのでやめましょう。
退職することを伝えた後に、退職願も提出します。
園によって様式が決められている場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
退職する旨を伝える時期は、2~3か月前に行うのが理想とされていて、遅くとも1か月前には伝えておきましょう。
退職することによって、新しい保育士を雇わなければいけないなど保育園側の準備もあるので、なるべく早めに伝えるのが理想です。
■引継ぎ
退職することを伝えたら、自分が抜けた後の保育園のことを考えて引継ぎを行いましょう。
特に年度の途中で退職するときには、新しくクラスに入る保育士への引継ぎを綿密に行っておかなければいけません。
具体的には、クラス全体でどのような活動をしてきたか、子供1人1人の特徴や援助方法、保護者の特徴や気を付けるべき点など、こと細かに伝えておくのがおすすめです。
必要であれば、口頭で伝えるだけでなくメモを残しておくと安心です。
退職するとなっても、最後まで子供のことを優先して責任感を持って行いましょう。
■退職時に返却する書類の準備
【健康保険証】
退職するときには、今入っている健康保険から外れることになります。
転職先で新しく健康保険に加入するので、現在の健康保険証は返却しましょう。
【通勤定期券】
退職する日以降の定期券が残っている場合は、園に返却します
【社員証】
園の職員であることを証明する社員証が交付されている場合は、退職後は使用できないので返却します。
【備品】
園から支給されている備品はすべて返却する必要があります。ロッカーの鍵や細かい備品など、返却し忘れているものがないように注意しましょう。
■退職時に受け取る書類の確認
【雇用保険被保険者証】
雇用保険の被保険者であったことを証明するもので、新しい転職先で必要になる書類です。
【年金手帳】
年金手帳も新しい職場に提出することになる大切なものなので、忘れずに受け取っておきましょう。
【源泉徴収票】
退職した年の源泉徴収票が必要で、年末調整や確定申告をするときに使用します。
【離職票】
失業手当をもらうためには、申請するときに離職票が必要です。
■保護者・子供たちへどう伝えるか?
退職することを保護者や子供に伝えるときには、まず園長など上司に相談してどのように報告するか決めるのがよいでしょう。
自分のタイミングで伝えてしまうと、保護者や子供に余計な不安を抱かせるかもしれません。
園によって退職を公表する際の決まりがある場合、その決まりに従って公表しましょう。
年度途中の退職であれば、退職することと新しく入る保育士の紹介も行うなど、保護者や子供に不安感を抱かせないよう工夫します。
年度末であれば、終業式など園児や保護者が揃っているところで公表するとスムーズに済みます。
4.転職エージェントを活用しよう!
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自分の希望に合った求人を探すところから始まる、保育士の転職。
保育士として働きながら転職活動を行うのは一苦労です。
そこで、失敗しない転職をするために、転職のプロである転職エージェントを利用するのはどうでしょうか?
■転職エージェントとは
転職エージェントとは、人材紹介サービスの一種です。
転職先を探している人に、最適なところを見つけてくれる、言わば転職のプロ。
自分で転職サイトなどを利用して転職活動をすることもできますが、新しい希望に合った転職先を探すのはとても難しいものです。
転職サイトだと、自分の条件に合う保育園を1から探さなければならず、時間も労力もかかってしまいます。
保育士の仕事はただでさえプライベートの時間が少ないのが現状なので、新しい転職先を探す時間を確保するのも難しいですよね。
また、求人情報に書かれている情報だけでは分からない部分が多かったり、本当に自分に合った園かどうか見極められなかったり、様々な悩みを抱えてしまいがち。
転職エージェントを利用すれば、自分に合った園を紹介してくれるだけでなく、転職活動に関する様々な面でのサポートもしてくれるので安心です。
転職活動がうまくいくか不安、自分の希望に合う転職先がなかなか見つからない、という悩みを抱えている人は、転職エージェントを利用するのがおすすめですよ!
本気で転職を考えているなら、利用してみてはどうでしょうか。
■転職エージェントのメリット
【最適な転職先が見つかりやすい】
転職エージェントでは、多数の求人情報を取り扱っていることが多く、豊富な求人情報の中からそれぞれに合った保育園を探し出してくれます。
求人数が多い分、最適な転職先も見つかりやすいのが最大のメリットです。
また、現在も保育士として働いている場合、なかなか条件に合う求人を見つけるのは大変です。
その点転職エージェントなら、自分の希望をしっかりと伝えておくことでぴったりの転職先を見つけてきてくれるので、よりスムーズに転職活動が進んでいきやすいです。
【サポートが充実している】
転職活動は、条件に見合った転職先を探すだけでは終わりません。
その後、履歴書の作成や面接の対策など、行わなければいけない準備が待っています。
書きなれない書類の作成や、面接の対策など、特に初めての転職だとどんな準備をしたらいいのか迷ってしまいますよね?
転職エージェントなら、そういった書類の作成や面接の対策など、転職活動にまつわる様々な悩みを相談することができます。
転職活動に不安を感じている人なら、とても心強いですね。
【転職先の細かい情報が得られる】
転職先に希望する条件は、意外と求人情報だけでは得られにくいものが多いです。
実践している保育内容や、有給が取りやすいか、残業はどのくらい行っているのか、給料以外の手当てはしっかりつくのか、職場の人間関係はいいのか、など挙げ始めるとキリがないでしょう。
そういった細かい園の情報も、転職エージェントを利用すれば専門のスタッフが調べてきてくれます。
自分で園見学に行くのもいいですが、なかなか有休が取れないという人は、転職エージェントに見に行ってもらうのも手です。
【無料で利用できる】
転職活動に関するサポートが充実しているのに対し、無料で利用できるものがほとんどです。
転職エージェントは、利用者からではなく求人を出している園から報酬を受け取っているので無料で利用できるシステムになっています。
これだけサービスがあって無料なので、利用する人が増えていますよ★
■転職エージェントのデメリット
【サービスが過剰】
転職エージェントを利用すると、専任のキャリアアドバイザーが付きます。
転職活動のサポートを行ってくれる頼もしい相手なのですが、熱心なあまり負担に感じてしまう人もいるようです。
転職を急いでいない人やまだ迷っている人にとっては、サービスが過剰に感じてしまう場合もあります。
【合わない場合もある】
転職先を紹介してくれるのがメリットなのですが、希望に合っていない求人を紹介される可能性もあります。
キャリアアドバイザーから紹介された求人が必ずしも自分に最適なものかどうか分からないですし、中にはそもそも求人情報が少ない転職エージェントもあります。
転職をより効率的に成功させたいなら、複数の転職エージェントに登録しておくと安心です。
5.保育士専門の転職エージェント
転職エージェントにはいくつも種類がありますが、保育士で転職したい場合には保育士専門の転職エージェントを利用するのが、より良い転職への近道です。
ここから、保育士専門の転職エージェントを紹介していきます。
■マイナビ保育士
マイナビ保育士は、言わずと知れた転職サイトのマイナビが運営する保育士専門の転職エージェントです。
1973年に創業し、厚生労働省から認可も受けていて、求人数もかなり多いので利用してみて損はありません。
マイナビ保育士には、2つのサービスがあります。
1つは自分で転職先を探したいという人向けの転職サイト。
そしてもう1つが、自分に合った求人を探してもらえる転職支援サービスです。
2種類あることによって、気軽に転職先を自分で探すこともできますし、本気で転職をしたいと考えるようになったときには就職支援サービスを利用することもできます。
マイナビ保育士では、人材紹介の大手であることから求人数が他のサイトと比較しても多く掲載されているので、より自分に合った求人を探しやすいです。
また、それぞれに専任のキャリアドバイザーが付き、希望の条件や気になっている点などをしっかりヒアリングしてくれます。
転職先を紹介してくれるだけでなく、転職に関するサポートを手厚く行ってくれるので、無料で利用してみてはどうでしょうか。
■ほいく畑
ほいく畑は、厚生労働大臣から認可されている保育士の就職支援センターなので、安心して利用できます。
求人情報は首都圏が多いのですが、北海道から沖縄まで4000件ほどの求人情報が揃っているので、地方での転職を考えている人でも安心です。
ほいく畑に登録すると、専任コーディネーターから電話で連絡が来ます。
そこで転職先に求める条件をしっかりと伝えましょう。
それをもとに、コーディネーターが最適な転職先を探してくれます。
ブランクがあったり、保育士として働いた経験がなかったり、といった人でも大丈夫な求人も掲載されているので、誰でも利用しやすいのが特徴です。
ほいく畑にしかない給与を週払いでもらえる制度もあります。
転職活動で一度退職している場合、収入が途絶えてしまって困る人が多いです。
そんな人のために、毎月3回までの制限付きですが、5の付く日に給与を支払ってくれます。
保育士のキャリアアップにも力を入れていて、セミナーも定期的に開催しています。
これも無料で参加できるので、保育士として力をつけることもできますよ!
手厚いサポートを行ってくれるほいく畑ですが、注意すべき点もあります。
全国の転職に対応していますが、求人情報には地域によってばらつきがあるので、転職先として考えている地域の求人が少ない場合もあります。
また、ほいく畑を退会したいときには数日時間がかかってしまうケースもあるようです。
■ほいぷら
保育士の転職情報を扱うほいぷらは、創業20年を超える実績のある転職エージェントです。
ほいぷらに登録すると、専任コンサルタントから連絡が来ます。
転職先で希望する条件をヒアリングしたら、希望に合った条件の求人を案内してくれます。
紹介された園が本当に自分に合っているのか、園見学も行ってくれるので、自分の目で見て雰囲気を確かめたいという人におすすめです。
園見学の日程などの調整は、ほいぷらが行ってくれるので面倒な手順を踏まなくてもいいですよ。
ほいぷらの求人情報は6000件以上あり非公開求人も多いのですが、その大半が東京都を中心とする首都圏の求人情報です。
つまり首都圏で転職する予定の人にとっては求人情報が多く転職先も探しやすいのですが、地方に住んでいる人にとってはおすすめできないので注意しましょう。
転職するにあたって様々な悩みが出てきますが、ほいぷらならLINEで悩みを相談することもできますよ。
LINEなので気軽に相談することができて、無料なので利用してみる価値はありそうです。
6.保育士転職なら「マイナビ保育士」がおすすめ!
出典:https://hoiku.mynavi.jp/
保育士の転職は、条件に合う転職先を見つけるのがとても大変!
そこで、転職エージェントの中でもおすすめの「マイナビ保育士」について、詳しく紹介していきます。
■マイナビ保育士のおすすめポイント
【求人情報が多い】
人材紹介サービスの大手であるマイナビだからこそ、保育士の求人数も他と比べて多いのが特徴です。
未公開求人も多く、マイナビ保育士に登録してからでないと出会えない求人も充実しています。
また、認可保育園だけでなく、企業内保育や病児保育などの求人や、正社員のみならず、派遣社員やパートという勤務形態での求人もあるので、自分に合った求人を探せます!
求人数が多いということは、何より自分の条件に合った園を探しやすいので、マイナビ保育士を利用することで転職活動がスムーズにいくかもしれません。
【個人面談がある】
マイナビ保育士に登録した後は、まず専任のキャリアアドバイザーから電話かメールで連絡が来ます。
その後、日程を調整してキャリアアドバイザーと直接会って個別面談を行います。
今働いている保育園でのキャリア、転職する園の希望する条件など、しっかりとヒアリングするので、求人を紹介されてから合わないと感じることが少ないです。
個別面談を行っている転職エージェントは実は少ないのですが、マイナビ保育士なら直接会って希望を伝えられて、よりしっかりしたヒアリングを行えます。
【転職活動のサポート】
転職活動に必要な書類の作成や、面接の日程調整などといったサポートも充実しています。
希望する転職先を探してもらえるだけでなく、これらのサポートが付いているのは心強いですよね!
面接にはなんと同行もしてもらえます。
応募の時には、マイナビ保育士からそれぞれの保育士としての魅力を記載した推薦状も送ってくれるのでより安心です。
めでたく転職が決まった後も、転職先での仕事はどうか確認してもらえるので働きやすいです。
【保育士トピックス」
公式サイトでは、保育士に関するトピックスが掲載されています。
保育の質を高めるトピックスから、保育士が抱えやすい悩みとその改善方法など、日々の保育に役立つ情報が盛りだくさん!
同じ悩みを持った人のトピックスが見られるので、日々の仕事の励みにもなりますよ。
7.まとめ
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子供と毎日関わって憧れる職業として知られる保育士。
ですが、いざ働きだしてみたら給料や人間関係など様々な理由から「辞めたい」と感じてしまう人も多いようです。
そんなときには、無理せず自分の力を最大限に生かす転職も考えてみてはどうでしょうか?
もちろん今の園で努力することも大切ですが、転職することによってより良い条件で保育に携われるかもしれません。
転職すると残る保育士や子供、保護者に迷惑をかけてしまうかもしれないと不安に感じる人もいますが、転職する時期や退職時の手順などをしっかり押さえておけば気持ちよく転職することができるはず。
しかし、転職するのは簡単なことではありません。
転職先でも同じ悩みを抱えることになったり、今よりも条件が悪くなってしまったりと、失敗する恐れもあります。
そこで、おすすめなのが保育士専門の転職エージェントです。
マイナビ保育士を利用すれば、豊富な求人から自分にぴったりの転職先を探してくれるだけでなく、転職活動における様々なサポートまで行ってくれます。
転職は自分の人生がかかった大事な節目、後で失敗して後悔することがないように、自分に最適な転職先を探さなければいけません。
転職を成功させるためにも、まず無料でマイナビ転職を利用してみてはどうでしょうか。
ライター名
さや