みなさん、お引越しをするときにこの様に思ったことはありませんか?
「荷造りしないと」
「片づけが・・・」
など、目を背けたくなったり
「どんな暮らしになるだろう」
「どんなインテリアにしよう」
ポジティブになったり。
この気持ちは、もしかしたら人生を変える出来事になるからかもしれません。
引越しは生活環境を変えることなので、面倒な作業もあります。しかし新しい生活のスタートでもあります。
今回ご紹介する、引越しオーガナイザー®の門野内絵理子さんは、引越しは「自分」と「暮らし」を整える絶好のチャンス!と提案されています。衝撃のタイトルとは対照に、私はすぐに納得できました。
筆者が独自に門野内さんに取材をして教えてもらえたことを、読者の皆さまとも共有したいとおもいます!
1 門野内絵理子さんについて
2 門野内絵理子さんの著書
3 門野内絵理子さんからアドバイス
読むのに必要な時間は約 4 分です。
目次
1.「引越しで「私」と「暮らし」を整えよう」
引越しオーガナイザー®の門野内絵理子さんは引越しを通して、今の暮らしを見直してみるベストタイミングとして提案されています。
筆者の私も何度か引越しをしてきましたが、引越しをすると
「気分を新たに頑張ろう!」
「こんな暮らしをしよう!」
などなど、ワクワクしてとてもポジティブな気分になることを思い出しました。そして門野内さんの著書『引越しで「私」と「暮らし」を整えよう~新居はお気に入りだけで暮らしたい~』では、引越しの準備だけでなくその後の暮らし方についても触れられています。
引越し準備や、荷ほどき後のお片づけ。投げ出してしまいそうになることも、この本の考え方を参考にすると作業が楽しくなりそうです♪

出典:https://amzn.to/
■門野内絵理子さんについて

引越しオーガナイザー®として様々な活動をされいらっしゃる門野内さんですが、私たちと同じくお子様がいらっしゃいます。ご出産されたあと、専業主婦になりお片づけに目覚めたのだとか。
育休ママたちに広く利用されている “引越しオーガナイズサービス”では、新居の暮らしを楽しく楽になるように引越し前の持ち物整理・家事導線・収納計画などを提案してもらえちゃいます!
2.門野内絵理子さんに聞いてみた!
■引越し前で大切なことは?
「とりあえずダンボールに詰め込んで搬出して」
「新居では空いてる収納にとりあえず押し込んだ」
状態が一番危険です。
ダンボールに荷物を積める前から引越しの準備は始まっています。
【新居での家族の暮らし方をイメージするのがポイント】

「キッチンは夫婦で料理をしたいから夫も使える場所に収納しよう」
「クローゼットでアイロンをかけられるようにアイロン台を置こう」
「洗面所でこどもが着替えられるようにパジャマは低い場所に収めよう」
など
部屋ごとの使い方と収納するアイテムを考えておくことが大切です。引越し前から新居の暮らしを想定して準備しておくと、入居後3年たっても片づけが楽で、スッキリ暮らせる家になります。
■引越し後に大切なことは?
門野内さん からのアドバイス早々に荷解きを終える(ダンボールを空にする)ことです。
ダンボールに入れたまま中身が傷んでしまったり(バッグがカビたことも)中身を忘れて同じものを買ってしまい、モノがどんどん増えてしまったり。常に探しものをすることにも。
生活に必要な荷物は1~2日で段ボールから出せることが多いのですが、季節外のもの、思い出のもの、今すぐ使わないものはずるずると後回しになりがちです。
引越しから1週間もすぎると、引越し気分も抜けてしまい、日常生活も始まってしまうため、ますますダンボールが放置されてしまうことに。
ダンボールを早くに空けるためにも、引越しの準備段階で
ことが大事になります。
■引越し成功談
そして採寸メモをスマホで撮影して持ち歩くようにしたことです。
出かけ先で気になる収納グッズや家具を見つけた時も、その場で新居のサイズを確認できるので、無駄買いが無くなりました。入居7年過ぎた今でも利用しています。
■引越し失敗談
門野内さんからのアドバイス梱包が間に合わない状態で引越し業者さんが到着されたことがあります。
ダンボールが届いてから事前の準備もせず、
直前になって思いつきで目の前のモノを箱詰めしたため、徹夜でも間に合いませんでした。
幸い、引越しスタッフの方も手伝ってくださいましたが、梱包が間に合わない場合は搬出してもらえないこともあるので気をつけたいところです。
あれから段取りとスケジュールを意識するようになりました。
家具が入らず。
部屋のドアの間口を採寸していなかったため、
予定した部屋に家具が入らず…。
やむなく別の部屋に運びました。
採寸に気を配るきっかけに。
3.門野内絵理子さんからのアドバイス
普段はお子さんの手が届かない場所にあるようなモノも、荷造りの際に下ろすことも多く、気づいたら振り回していた、壊してしまった、ケガしてしまった…
なんてことも。
危険なモノがある時はお子さんが寝ている間や、別の部屋で作業されると安全です。
・「新居の近くの医療機関をチェック」
引越し疲れで体調を崩されるお子さんは少なくありません。
転居先の慣れない場所で病院を探すのは大人も疲れます。
あらかじめ、小児科、救急医療センターをチェックしておくだけでも
安心かと思います。
・「引越しの最後と最初にお子さんスペースを」
環境の変化を敏感に感じるお子さんもいらっしゃると思うのでなるべく「いつもと同じ」環境を作ってあげられると気持ちも落ち着かれるはず。
搬出時はお気に入りのおもちゃで遊べるスペースを最後まで残し、搬入時には、はじめにおもちゃスペースが用意してみてはいかがでしょうか。
門野内さんからのアドバイス引越しに関わらず、人を主役に整えられた家や収納は暮らす人の味方になってくれます。
「お手伝いができる」
「家族の探し物が減る」
「お仕事を再開してみよう」
「お友達を家に招いてみよう」
「ちょっとお出かけしてみよう」
「子どもが自分でお片付けができる」
「自分でできることが増え自信につながる」
「ママの家事ストレスが軽くなり、家族へのイライラが減る」
お家が整うことで前向きな気持ちになったお役様の姿をたくさん見てきました。引越しは「自分」と「暮らし」を整える絶好のチャンス!
お家を買ったら、お家を建て始めたら
ぜひ、引越しオーガナイザーと新居での暮らしの準備をはじめてみてください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では筆者が門野内さんに取材し、引越しの前にすべきこと・引越し後にすべきことや、引越しに関わる多くの事をアドバイスもしていただきました。
門野内さんの著書『引越しで「私」と「暮らし」を整えよう~新居はお気に入りだけで暮らしたい~』では、引越しの技術だけでなく、生活を見直す絶好のチャンスという考え方で、人生もより良いものにできるという教えが詰まっています。
引越しが近づくにつれてワクワクする気分は、きっと私たちの人生が変わる瞬間だからかもしれません。
門野内さん、ご協力本当にありがとうございました!
ライター名
山石/YAMAISHI